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地方選挙・地方政治

1679片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/24(日) 11:24:03
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<5> 財政、事業…切れない関係
2007年6月24日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070624/CK2007062402026760.html

 「市長憎しで問題が続いている。政治的な決着が必要だ。知事さえ代われば、すぐに片が付く」。ある太田市職員がつぶやいた。同市の英語特区校「ぐんま国際アカデミー(GKA)」や市土地開発公社をめぐり、県から同市を非難する声明が次々と出される異様な状態。いがみ合いは、とどまるところがない。別の同市職員は「職員同士は、いたって普通の関係で仕事をしているのに」と嘆く。

 清水聖義・太田市長は「普通は時がたつにつれて分かり合えるようになるが、群馬は全く逆。市町村長と知事の乖離(かいり)がありすぎる」と、県と市町村の関係を語る。現職の小寺弘之氏について、別の市長は「三期目あたりから映画作りなど斬新な事業を始めた。新鮮だったし、評価もされた。でも、それで何でも自分でできると思ったのかな」。

 ■支援が不可欠
 六月八日、藤岡市議の有志が、親知事の県議とともに県庁を訪れ、小寺氏に知事選の推薦状を手渡した。「祭りのときはお世話になりました」「学校のときも」。市議らは、これまでの県の援助に感謝しつつ、「インターチェンジ周辺の開発は市だけでは無理。協力をお願いしたい」と市の課題を訴えた。さらに市議らは小寺氏への激励の言葉を付け加えた。「よく知っている、慣れた知事の方がいいんです」

 小寺氏の支援団体「群馬県民の会」が五月後半に相次いで開いた会合には、県内の約九割の市町村長が集まった。高木政夫・前橋市長とともに小寺氏支持を明言している木暮治一・渋川市長が壇上に立った。医師不足の渋川総合病院への県の積極支援などを例に、「県と市のパイプを強くしなければ。小寺氏の公正な県政を止めてはいけない」と応援に熱を込めた。

 ■駆け引き激化
 一方、自民党公認の大沢正明氏の支援団体「輝け38・新しい知事をつくる会」。当初、市町村長を軸にする見込みだったが、「現職からの締め付けがきつくなる」との理由で、会合に出席した市町村関係者を表に出さなかった。しかし実際には、大沢氏の地域後援会発足式などに顔を出した首長は複数いる。こうした首長の行動を、小寺氏は定例記者会見で「(自分と大沢氏)両方とは、どういう気持ちかなと思う」と牽制(けんせい)。駆け引きが続いた。

 財政規模が小さい自治体ほど、県の支援は欠かせない。多くの町村は、県の事業でなければ橋も架からないし、建物もできないのが現実だ。県が主催した五月の市町村長会議で、針ケ谷照夫・町村会長(板倉町長)が切実に訴えた。「補助金が減額されているような気がする。大変心配だ。市町村は県以上に苦しい」。そして、あいさつをこう締めくくった。「市町村が良くなれば県は良くなる」。市町村の住民、つまり県民の思いが選挙に託される。

 今月に入って、ホテル社長の清水澄氏が出馬表明したことで、五十九年ぶりに五人による激戦となる知事選は、七月五日告示、二十二日に投開票される。 =おわり

 (この企画は石屋法道が担当しました)


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