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地方選挙・地方政治
1378
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/01/16(火) 12:25:59
知事選「大いに関心」27%
浮動票取り込み焦点 世論調査〈上〉 讀賣愛媛
21日に投開票される知事選について、読売新聞社は12〜14日、県内の有権者を対象に世論調査を実施、取材結果を加味して情勢を分析した。選挙戦は3選を目指す現職の加戸守行氏(72)が安定した戦いを見せ、いずれも新人の楠橋康弘氏(38)、和田宰氏(54)が追う展開となっている。ただ、今回の選挙に「大いに関心がある」とした人は27%にとどまるなど、低調さもうかがわせ、3候補が残り期間でどのくらい浮動票を取り込むかにも注目が集まる。2回に分けて調査結果を紹介する。
調査は、無作為に作成した番号に電話をかける方法で行い、有権者在住が判明した世帯1768件のうち、1018人から回答を得た。回答率は58%。
【支持政党】
加戸氏は自民支持層の約7割、公明支持層の約6割をまとめたほか、無党派層も約3割近くに浸透。
楠橋氏は、実質的に自主投票を決めた民主党支持層の約2割の支持を得るなど、健闘している。
和田氏は、共産党支持層の約6割を固め、社民党支持層からも約2割の支持を獲得した。
【支持層】
加戸氏は都市部、郡部を問わず浸透し、男女、年代別でも偏りなく支持を集めた。職業別では、農林水産業で半数を超える高い期待を集める。
楠橋氏は、今治市などの中都市部で健闘。年代別では、60歳代の13%が最も高くなった。職業別では、商工サービス業が26%で最も高かった。
和田氏は、男女別では男性の支持が目立つ。職業別では、農林水産業が最も高く、次いで、管理専門職、事務技術職、労務サービス職が続いた。
【関心度】
選挙への関心では「大いにある」が27%、「多少はある」が29%となった。年代別では、「大いに」とした人は70歳以上で40%と最も高く、次いで、60歳代で34%、50歳代で24%。一方、20歳代で9%と最も低く、30歳代が14%と続いた。
さらに、投票に行くかどうかの質問には、「必ず行く」が64%、「なるべく行くつもり」が17%。一方、「たぶん行かない」「行かない」という人を合わせると、計6%だった。
【判断基準】
誰に投票するか決めるとき、最も重視する点は何かを聞いたところ、「政策や公約」を挙げた人が最も多く、55%にのぼった。
ほかには、「候補者の経歴やイメージ」が19%、「支持している政党や団体」が13%と続いた。
(2007年1月16日 読売新聞)
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