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地方選挙・地方政治
1786
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/08/25(土) 18:48:35
立川市長選あす告示
保守分裂 5氏出馬の混戦か 讀賣東京多摩
立川市長選と同市議補選(欠員1)はあす26日告示され、9月2日に投開票される。市長選には、いずれも無所属で新人の元市収入役の清水庄平氏(62)(自民推薦)、前市議の戸井田春子氏(71)(共産推薦)、弁護士の村田光男氏(56)、FMたちかわ前会長の山田昌夫氏(66)、前市議の若松貞康氏(62)の5氏が立候補を表明している。
5人とも、正式に出馬表明をしたのは今月に入ってからと遅れ、各陣営とも混戦が予想される選挙戦へ向けて準備を急ピッチで進めている。また、自民党が事実上清水、若松陣営に割れた分裂選挙となる見込み。
5期20年務め、今回は立候補せずに引退する青木久市長(82)は若松氏支援を表明する一方、村田氏の集会で村田氏支持も口にしている。
清水氏は現市政を厳しく批判。「生まれ変わる立川」と銘打ち、行財政改革や教育環境の充実に積極的に取り組む姿勢を打ち出している。自民党市議団の後援組織を軸に、地元商工団体の支援も取り付け、無党派保守層への食い込みも図る。
戸井田氏は、地域の労組や民主商工会などでつくる市民団体を母体とした選挙戦となる。新庁舎建設の凍結を掲げ、6期24年にわたる市議の経験と、女性ならではの視点から「市民の暮らしや福祉、医療の充実した市政を」と訴える。
村田氏は「市民生活の現場重視」の姿勢。しがらみのない「市民派」を旗印に、無所属市議や市民有志による“勝手連”の支援を受ける一方、民主議員らの応援も受けている。高齢者や子育て、市民活動の支援を掲げ、幅広い集票を狙う。
山田氏は、経済人として培った経験を武器に、横田基地の軍民共用化や市内にある支店や営業所の本社化を推し進め、「積極的な税収増策を目指す」と主張する。経済活動や市民活動で築いた独自の人脈で支持層の拡大を図っている。
若松氏は「青木市政の継承」を前面に押し出しており、市の経営改革プランの推進や市民協働の加速などで「さらに住みよい街づくりを」と訴える。保守層の支持固めを進める一方、市内の有力企業などに支援を呼びかける。
■立川市議補選 2人出馬意向 ■
市議補選には、NPO理事長の箱石強氏(44)(民主支持)と都議秘書の木原宏氏(31)の2人が出馬の意向を明らかにしている。
7月11日現在の有権者数は14万3069人。
(2007年8月25日 読売新聞)
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