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地方選挙・地方政治

319片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/10/25(火) 10:12:58
報償費、「疑惑封印」へ懸念も 宮城新知事の執行再開で
2005年10月24日22時02分
http://www.asahi.com/politics/update/1024/009.html

 23日の宮城県知事選で自民党推薦で初当選した村井嘉浩氏が、早くも「浅野路線」からの転換に乗り出した。24日、浅野史郎知事が執行停止した県警の捜査用報償費予算を、就任時から使えるようにすることを表明。だが、市民オンブズマンからは「時計が10年くらい戻った感じだ」との声も出ている。

 浅野知事の残る任期は約1カ月。24日の記者会見で、知事は「県警は、1カ月逃げて勝ったとなるのだろうか。むしろ負けたことになる」。

 浅野知事が報償費にこだわる背景には、宮城県庁での食糧費や旅費問題に取り組み、情報公開の先進県を築いてきたとの自負がある。オンブズマンの追及を受けて96年、全国で初めて過去分にさかのぼって食糧費文書の全面開示に踏み切り、食糧費と出張費を合わせて職員が総額約8億5000万円を返還した。

 一方の村井氏。「執行停止の解除」を公約の一つに掲げて当選した。防衛大卒。陸上自衛隊に入り、東北方面航空隊でヘリコプターパイロットとして災害派遣などに従事した経験を持つ。自衛官出身の知事は全国初だ。

 村井氏は24日、予算の執行停止の解除を表明する一方で、「過去に使われた分が適正に執行されたかは確認する」と語った。ただ、浅野知事が自ら確認しようとしたのに対し、チェックは「監査委員に任せる」とした。

 解除の方針を受けて県警は「執行停止が続くと、捜査に大きな影響が生じると憂慮していた。解除で他の都道府県警察と同じように捜査できることになる」と歓迎している。

 解除されれば従来通り報償費が使えるようになる。ただ、執行停止の間に、県警が職員のカンパなどでしのいだ分については、公金で補うことはできないという。

 警察の報償費の不正疑惑を解明しようという動きは各地で起きている。全国市民オンブズマン連絡会議の新海聡事務局長は「新知事は、行政の透明性の確保に後ろ向きであることが露呈した」と批判する。

 知事が被告となっている報償費文書の開示訴訟の控訴審判決が、27日に仙台高裁で予定されている。控訴審で浅野知事は「疑念がある」とする所感を出しており、新知事が方針転換を打ち出した中で、浅野知事の見立て通り「不正支出の疑い」が判決で指摘されるかどうかが注目される。


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