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地方選挙・地方政治

1336片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 17:44:47
攻防:’07成田市長選/下 投票率低下を懸念 /千葉
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/chiba/news/20070113ddlk12010343000c.html

 ◇カギ握るニュータウンの票

 成田市長だった小林攻(おさむ)被告=受託収賄罪で起訴=の逮捕から1カ月が過ぎた。正月の成田山新勝寺は例年通り、初詣での客でにぎわい、何事もなかったかのように見える。

 1954年の市制施行以来、市長の座は新勝寺門前町を中心とした「参道地区」出身者が占めていた。03年に4度目の挑戦で当選した小林被告は、参道地区以外からの初の市長だった。

 航空会社に勤めていた小林被告の選挙地盤は「成田ニュータウン地区」。その多くが成田国際空港に勤務する従業員やその家族などの新住民。隣接する公津地区も京成線公津の杜駅を中心に開発された新興住宅地だ。両地区の人口は約5万4000人で、市人口の半数近くを占める最大の票田だ。半面、“転勤族”が多く、組織化しにくいのも特徴だ。

 「腰が軽く、いろんなところに直接足を運んでいた」と言われる小林被告の政治スタイルは、浮動票が多く、まとめにくいニュータウン地区を地盤としていたからこその、スタイルともいえる。

 小林被告を支持していた人々は、「汚職」に裏切られた思いを抱いている。当然ながら各陣営とも異口同音に「市政の健全化」「クリーンな市政の実現」を訴えているが、「誰に投票するか? それより選挙に行くかどうか分からない」と冷ややかな思いの有権者は多い。

 立候補予定者のうち、県議の湯浅伸一氏(57)は市北西部の八生地区出身。前市議の小泉一成氏(50)は長年、市長を出してきた参道地区出身、市議の鵜澤治氏(60)は旧下総町出身。いずれも小林被告の地盤だった新住民票の獲得にしのぎを削っているが、「票が読めない」のが現状だ。

 昨年3月の編入合併以来、出直し選挙が初の市長選となる人口約2万人の旧下総町・大栄町の有権者の動向も注目される。「固い農村票」が多いだけに、その行方も当落を左右しそうだ。

 現在、合併特例によって61人の市議は、いまのところ目立った動きはない。4月の統一地方選に伴う次期市議選では、定数が30議席に半減するが、大半を占める保守系市議は、逮捕前まで小林被告の再選支持で、ほぼまとまっていた。立候補予定者のうち、湯浅氏と小泉氏は保守系だが、とにかく「勝ち馬に乗りたい」というのが市議たちの本音だ。

 前回市長選の投票率は60・94%。クリーンな選挙戦はもちろん、信頼回復に向けた具体策と、編入合併を踏まえた魅力ある政策が求められる市長選だが、現状ではむしろ、投票率低下が懸念される。有権者が市政刷新へどれだけ積極的に1票を使うのか、選ぶ側の“新”成田市民の意識も問われている。【柳澤一男】

毎日新聞 2007年1月13日


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