したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

地方選挙・地方政治

567片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/07/08(土) 10:56:06
新幹線ノー29万票VS県議会の死闘
嘉田総攻撃へ自民県議団手ぐすね
血の雨ふる7月県会
怒る市民、嘉田新党の動きも
=記者座談会=
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/n060706.html

 任期満了に伴う知事選は二日に投開票され、無所属新人で京都精華大学教授の嘉田由紀子氏(56)が、三選を目指した無所属現職の国松善次氏(68)、無所属新人の県労働組合総連合議長の辻義則氏(59)を破り、初当選した。記者座談会で今後の県政を展望してみた。

 ----嘉田氏の勝因は、新幹線を争点に「もったいない」のキャッチフレーズが見事に決ったことだね。

 A そんな単純でない。最大の功労者は、寺川庄三事務局長や小坂育子氏もさることながら、むしろ自民県議の冨士谷英正県議と元県議の西沢久夫氏だった。自民と民主から推薦を断られて、五月中旬に嘉田陣営が辻陣営との一本化を模索し、決裂したのが勝因だ。辻氏は立候補を辞退する代わりに、嘉田氏に共産の「推薦」を受け入れるのを条件にしたが、嘉田陣営は「支持」にしてほしいと譲らなかった。これは西沢氏が「共産から推薦をもらえば二十万票にはとどかない。むしろ政党推薦なしの方が、国松陣営は油断し無党派から票がとれる」と主張したからだ。

 ----新幹線新駅やダム問題など今回の知事選の争点は辻氏がつくったね。

 B 辻氏が選挙戦で新幹線新駅の「中止」を訴えれば訴えるほど、「凍結」の嘉田氏に票が流れる皮肉な結果になったが、七万票は立派だ。辻氏には国松氏打倒の捨て石になったことを“よし”とする男気があるね。

 ----国松氏を推薦して負けた自民、民主、公明、連合滋賀のうち、ダメージが大きいのはどこだろう。

 C やはり民主だ。同党の小沢一郎代表が知事選で自民と相乗りはしない方針を打ち出していただけに、国松氏の推薦には「なんでやねん」と党員や連合滋賀の組合はしらけかえった。このままでは「市民運動や女性のの敵」との烙(らく)印を押されかねず、川端達夫県連代表やJR出身の三日月大造衆院議員にもダメージが残る。このため連合滋賀の一部幹部が、嘉田氏の新幹線「凍結」を民主が認めるよう説得して、嘉田知事与党一番乗りへ画策を始めつつある。確かにこのままでは民主は来年の統一地方選や参院選では惨敗するよ。

 ----新幹線「凍結」を公約にかかげる嘉田氏は、はたして七月二十一日から開会が一応予定されている七月県会を乗り切れるだろうか。新幹線とダムは推進は絶対に譲れない自民・湖翔クラブだけに、嘉田氏が「推進」に転向しない限り、総攻撃をかけるだろう。

 A いや今回の選挙で、嘉田氏と辻氏を合わせば約二十九万票が新幹線新駅にノーを下しただけに、自民県議団といえどもむき出しの攻撃はできない。むしろ栗東市長など新幹線新駅周辺首長、市議会、JR東海に側面から手を回して、徹底的に推進要望活動を過熱化させ、嘉田氏を孤立に追いやる戦略にでるだろう。“嘉田いじめ”が深刻になれば、来年の県議選に向けて、既成政党に怒る市民らが嘉田新党を立ち上げそうだ。
【石川政実、松村好浩、高山周治】


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板