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地方選挙・地方政治

2123片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/28(月) 00:16:55
民主、攻勢の思惑外れる ねじれ国会、自公ひと息 '08/1/27

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 大阪府知事選は二十七日、自民、公明両党が支援する弁護士でタレントの橋下徹氏(38)が民主党推薦候補らを破った。ねじれ国会の主導権を握り、衆院解散―総選挙に追い込む戦略の足掛かりとしたかった民主党の小沢一郎代表は出はなをくじかれた。一方、与党は「高い知名度を生かす選挙戦術が当たっただけ」(公明党幹部)と高揚感こそないものの、ひと息ついた格好だ。

 ▽総力戦

 昨年十一月の大阪市長選で自公推薦の現職を破った民主党は、府知事選でも与野党相乗り路線を捨て、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)を擁立。政権交代を掲げる次期総選挙に向けた“一里塚”と、与党に真っ向勝負を仕掛けた。

 小沢氏は告示翌日の十一日、選挙応援日程を優先させ、新テロ対策特別措置法の衆院本会議採決を退席し棄権。十九日も大阪入りし衆院選公認予定候補の事務所を訪れ「電話したか」「ビラはまいたか」などと陣頭指揮に当たった。全国会議員に大阪入りを求め、府内の十九小選挙区ごとに選対組織を編成、国政選挙並みの体制を敷いた。

 だが「小学生でも知っている橋下氏」(民主党関係者)に対し、熊谷氏の知名度は上がらない。政策上の大きな争点がなかったことも響いた。いらだった党府連代表の平野博文幹事長代理は二十日、大阪市内の選挙事務所で衆院選公認予定候補らに「目の色が変わっていない。自分の選挙と思え」と声を荒らげた。

 ▽政党隠し

 自民、公明両党は民主党と同じ土俵に乗るのを避けた。「政党色は出さずに橋下氏の個性を打ち出した方が無党派に浸透できる」がその理由。大阪市長選のダメージから「党本部推薦にして負ければまたいろいろ言われる」(自民党幹部)との“本音”もあった。

 作戦は当たった。橋下氏が街頭に立てば、瞬く間に携帯電話を手にした大勢の人に囲まれた。その裏で両党の支持団体や組織がフル回転した。

 ただ、府知事選に勝利しても、国会、政権運営の厳しさに変わりはない。公明党の斉藤鉄夫政調会長は「国会論戦で有利に働くことはない」と自戒。自民党の閣僚経験者も「勝因は候補者の知名度の違いだけ。与党は表に出なかったから『民主党との対決に勝った』とは言えない」と指摘した。

 ▽神話陰りも

 民主党は通常国会の最大の焦点である揮発油税の暫定税率廃止を訴える若手議員の「ガソリン値下げ隊」を大阪に送り込み、国政との連携を図ったが上滑り。「地方の声」を武器に、攻勢を強めるはずだった戦略は早くも見直しを迫られる。

 小沢氏に対する風当たりが強まりそうな気配もある。「国民生活にとって大事な法案ではない」と本会議の退席について陳謝せず、選挙期間中に世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」への出席が二転三転した問題でも「最初から私は『行くかどうか分からない』と言っていた」と強弁。小沢氏と距離を置く中堅議員は「国民の常識と外れている」とあきれ顔だ。

 小沢氏が二〇〇六年の代表就任直後、地方選での「相乗り禁止令」を出してから政令市長選こそ福岡、札幌などで勝ったが、知事選では苦戦が続く。四月に予定される衆院山口2区補選でも負けるような事態になれば、昨年の参院選で与野党逆転に導いた小沢氏の「選挙神話」にも疑問符が付きかねない。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801270258.html


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