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地方選挙・地方政治

424片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/22(日) 02:07:18
トップを選ぶ:新生“3都”の行方/2 宮崎市/中 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/archive/news/2006/01/13/20060113ddlk45010394000c.html
 ◇異なる合併への立脚点、それぞれに支援組織始動

 宮崎市は02年8月、市役所近くに「推進します! 6町との合併」というスローガンと周辺6町名が入った看板を立てた。反発した6町長が市長室に乗り込み、撤去を求めたことがあった。

 看板は8カ月後に別のスローガンに変わった。県内では合併特例法が切れる05年3月直前に駆け込み合併が相次いだが、当時、合併論議は停滞していた。ある元町長は「津村(重光)市長は周辺自治体の気持ちを酌まず、嫌悪感を抱かせた」と言う。今回の市長選にしこりを残した逸話だ。

 今月4日夜、宮崎市下原町にある戸敷正氏(53)の事務所に市議らが集まった。それぞれの地盤を生かし、各地で支持を広げる議員連盟を結成したのだ。そこには宮崎市と合併していない、国富町や綾町などの議員の姿もあった。議員の一人は「投票権はないが、将来を考えて、戸敷氏に協力する」と明言した。その手元には戸敷氏の写真が刷り込まれた名刺の束があった。

 戸敷氏への幅広い支援について、陣営で指揮を執る横田照夫県議(自民)は「津村氏の政治スタンスで合併するのは難しいが、戸敷氏なら賛成する気持ちもあるのだろう」とみる。

 津村氏(58)を推す議員も5日、同様の支援団体を結成した。会長の日高義幸市議(自民)は「あくまでも選挙区は1市3町」と戸敷陣営の「広がり」は意に介さない。だが、今回は各議員が地域に入り込み、企業や団体に支持を呼びかける実動部隊になる。初の試みという。

 旧3町域の有権者は全体の約15%に過ぎない。だが、高岡と田野では町を揺らした合併論議と同じく、議員が二分。自立派が戸敷氏、合併推進派は津村氏をそれぞれ支援する。合併論争は住民投票にまで発展しただけに、住民感情も複雑だ。

 その戸敷氏は旧佐土原町長として、県内自治体に先駆けて合併を決意した。「合併を機に、新しいまちづくりをするべき。『1市6町』で42万人、さらに(政令指定都市である)50万人になれば声がすぐに国に届く」と街頭などで訴える。津村氏も「生活圏の一体化した『1市6町』の合併も受け入れるべきだ」と表明しており、合併推進の姿勢に大きな違いはない。

 だが、新市の発展のため「合併直後の2〜3年こそ重要」と市政の継続を訴える津村氏と「20年後を見据えた住民参画のまちづくりが必要」とする戸敷氏とでは立脚点が異なる。約37万人に膨らんだ市民はどう判断するのか。【谷本仁美】

毎日新聞 2006年1月13日


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