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地方選挙・地方政治

164片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/21(木) 04:00:43
「町はめちゃくちゃ」 町民に怒りと落胆 2005年07月20日

 「もううんざり」、「税金の無駄遣い」−。解職請求(リコール)対象となっていた二町議が町長選挙に立候補を表明し、五町議が辞表を提出したことにより、町長選、町議補欠選、住民投票が実施されることが決まった北郷町では十九日、混乱収拾が進まない落胆と怒りの声が交錯した。

 投票方式の違いに戸惑う町民もおり、前代未聞の「トリプル投票」へ向けて町内の混乱に拍車がかかるのは必至。合併破たんをきっかけにした「リコール騒動」はますます迷走している。

 町民の多くは、長引くごたごたにうんざりしている様子。のどかで暮らしやすかった町を早く取り戻したいと考える声が日増しに高まっている。

 ある公民館長は「合併問題を契機に北郷はめちゃくちゃになった。議員同士はいがみ合い、自分のことしか考えていないのではないか。合併、自立に関係なく、しこりの残らない新しい町づくりを進めることを町民は願っている」と語気を強めた。

 七十代の女性は「辞表を提出していない町議も辞職し、住民投票がなくなるといい。三つの投票は面倒だし、税金の無駄だ」と注文を付けた。

 町長選挙と住民投票に伴う住民説明会を十二日から町内で実施している町選管は、一部町議の辞表提出により、十九日夜の説明会から町議補欠選を加えた内容に、急きょ変更した。

 選挙前の住民説明会は異例だが、町選管は事前の説明で投票日の混乱を避けたい考えだ。

 候補者の氏名を記入する町長選と町議補欠選に対して、住民投票は投票方式が複雑。リコール対象者六人それぞれの投票用紙が用意され、「(解職に)賛成」「反対」のどちらかの欄に氏名を記入する方式で、慣れない投票方式に説明会では質問が相次いでいる。

 三つの投票が同時に実施される事態に対して、宮崎公立大の山口裕司教授(政治学)は「投票には経費がかさむため、町も確かにダメージを受けるが、民主主義の成熟には時間と金がかかる」と指摘。

 合併推進派、自立派による相次ぐリコールや、町議の個別辞職に関しては「住民、議員がそれぞれ正当な権利を行使した結果で、権利の乱用とまでは言い難い。住民と議員が徹底的に互いの主張を戦わせることが必要だ」と話している。


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