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地方選挙・地方政治
172
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2005/08/02(火) 00:06:22
「補選」へ自公弾み 民主結束力試される
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2005/08/20050801t11031.htm
31日に投開票された仙台市長選は、自民、公明の政権与党が支持した元経済産業省通商交渉官の梅原克彦氏(51)が初当選し、両党は「10月の衆院1区補選へ弾みがついた」と受け止める。一方、自主投票の民主党は、地元は梅原氏、中央は落選した元衆院議員の鎌田さゆり氏(40)をそれぞれ支援する「ねじれ」状態となった。1区補選や、郵政民営化関連法案をめぐり取りざたされる衆院解散・総選挙に向け、結束力が試されることになる。
自民党県連は4月の衆院2区補選で、公明党県本部と協力して5年ぶりに議席を奪還。10月の1区補選でも連勝を狙い、今回の市長選でも「自公連携」を強める戦略を採った。梅原氏への支援は分厚く、自民党は安倍晋三幹事長代理らを投入して業界・団体を引き締めた。公明党も松あきら女性局長が仙台入り。終盤は支持母体の創価学会も動きだし、組織戦の歯車がかみ合った。
自民党県連の相沢光哉幹事長は「自公の支援態勢が成功した。1区補選に大きな弾みだ」と自信を深めた。公明党県本部の石橋信勝代表は「自民党と同じ思いで戦えた。連携がさらに深まった」と強調した。
民主党県連は自主投票だったが、党市議の多くは梅原氏を応援し連合宮城の一部労組も支援に回った。一方、県外の国会議員は「有志の会」をつくり鎌田氏を支援。党の「顔役」である鳩山由紀夫元代表もマイクを握った。「党としては自主投票であり、結果を受け止める」と党県連の内海太幹事長。1区補選については「国政と市長選は別。支援団体との連携を一層深めて自民党に勝つ」と力を込めた。
落選した県商工団体連合会長の伊藤貞夫氏(65)を推薦した共産党県委員会の中島康博委員長は「福祉や暮らしを優先する訴えは市民に伝わった。郵政問題に伴う衆院解散を想定し、候補者選定を進めたい」と語った。
自主投票だった社民党県連の菅野哲雄代表は「党としてどういう立場で市政に臨むか、検討する。県全体を見据えた市政運営を望む」と話した。
2005年08月01日月曜日
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