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地方選挙・地方政治

2135片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 16:27:09
【タレント知事再び】(中)「是々非々」発言に警戒感
1月29日15時50分配信 産経新聞

 「職員給与の削減も辞さない」「それが嫌なら辞めてもらってもかまわない」…。橋下徹氏(38)は当選直後の28日未明から、新聞各社のインタビューに応じた後、早朝からテレビ番組にも出演し、府の財政再建について踏み込んだ発言を繰り返した。

 ただ、人件費削減などで府債(借金)の新規発行を認めない財政状況をつくる手法の実現性には疑問符がつく。

 19年度でも府債発行額は約2433億円。起債せず予算編成し、人件費や事業費の見直しで対応するというが、警察官や教職員を含め約9万人いる職員の人件費は約9300億円。10%をカットしても930億円で、半分にも満たない。

 橋下氏と同世代の30代の男性職員は「パフォーマンスが先行するタレントというイメージは捨てきれない。演説は聞く者を引きつけるが、口先だけという印象はぬぐいきれない」と打ち明けた。

 同じく30代の女性職員は「これまで行政のプロとして仕事をしてきた私たち職員の声にも、耳を傾けながら改革を進めてほしい」と注文した。

 ある府庁関係者は「180万票をさらい、ダブルスコアの大差で圧勝した自信のあらわれ」と指摘、新知事の独断専行に警戒感をあらわにした。

 一方、橋下氏を支援してきた自公の府議の中にも、この言動に神経をとがらせる者もいる。同じ日の府議会。橋下氏は選挙で支援した自民党府議団や公明府議団の控室を訪れ、あいさつした。

 橋下氏は自民党府議団との懇談で「みなさんとは是々非々でやりたい」と述べたが、朝倉秀実幹事長は「それはこちらがいうセリフ」とたしなめた。

 当選後のテレビインタビューでも、議会との関係を質問されるたびに、この「是々非々」の発言を繰り返した。告示前、「政策を実現したいから、議会の協力を求めたい」と推薦要請のために、足しげく議会に通っていたときとは様変わりしていた。

 もともと橋下氏擁立に難色を示した自民府議の一人は不快感を隠さず、「あれは宣戦布告」と表現してみせた。「彼は小泉純一郎元首相に似ている。議会でも職員でも『抵抗勢力』と『味方』に分ける作戦に出るのではないか」と懸念する。


 擁立の先頭に立っていた別の自民府議も「財政再建のために私学助成などを削るとなれば、議会は反対する。だが、それは『抵抗勢力』ではない。府政は民間とは違う。赤字だからといってすぐにカットすることはできない」と批判した。

 公明府議団の幹部も「2月議会で議会が対立するテーマを持ってきて侃々(かんかん)諤々(がくがく)の議論をすることで府民を味方につけるつもりではないか」と予想する。

 自民党府議団は、会派の会議室を橋下氏のための“仮知事室”にすることを決めている。

 これには理由がある。橋下氏の就任は来月6日だが、府知事選のため、2月議会に提案する新年度予算の編成作業がストップしており、早急に府側と意見調整をする必要があるためだ。まだ知事ではないため、府庁内の部屋をおおっぴらに使うことはできず、会派の部屋を提供することにした。

一両日中にも府側との折衝がスタートする。

 一方、自民党府連は橋下氏と関経連の下妻博会長とが定期的に懇談する場を設けることを決めた。弁護士の橋下氏は経済に明るくなく、実態を知ってもらうためだが、巨額の補助金を出しての大企業誘致に否定的な見解を示していたため、関係をよくする意味もあるという。

 府幹部の一人は「自民党も大変だ。何とか橋下氏を手なずけようとしているのではないかな」と皮肉を交えて語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080129-00000108-san-pol


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