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地方選挙・地方政治
475
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/04/29(土) 00:30:08
下条か。
百家争鳴:混迷の知事選/中 県議らの思惑 /長野
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060428-00000049-mailo-l20
◇“総力戦”を望む声も
「民主党には優秀な若い国会議員がいる。候補者を擁立しなくてはならない状況になれば、その中から選ぶしかないだろう」。先月25日、長野市内での記者会見。民主党県連幹事長の北沢俊美・参院議員は独自候補擁立の可能性を口にした。
折しも同党の支持母体である連合長野の近藤光会長が、候補擁立に奔走していた時だけに、連携に水を差すような発言は、物議を醸した。同党県総支部事務局長の倉田竜彦県議は「そういう時期もあったが、今は反田中でまとまることで一致している」と強調した。県連幹部は「党の存在感を示し、候補者選びの主導権を握るのが狙いなのでは」と分析する。
◇ ◇ ◇
知事選をめぐっては、「反田中」派の市民団体に注目が集まるが、政党や県議、首長らが動きを活発化させている。
自民党は昨年来、近藤会長が代表世話人を務める「輝く明日の長野県を考える会」との連携を確認。「県内で党が置かれている状況を考えると、主導すると勝ち目がない」(湯沢角雄県連事務局長)として、表立って動きはない。しかし、実際には個々の県議が県内外の数人に接触。「本命の人物には断られた」(県連幹部)が、水面下での模索は続く。
知事に批判的な首長も発言を始めた。長野市内で今月14日開かれた市長会総会の席上。田中知事を前に、来賓の町村会長、藤原忠彦・川上村長が「知事選は大事な選挙。我々としても適切な判断をしなければならない」と述べた。田中知事への「けん制」だった。
◇ ◇ ◇
自民党関係者は言う。「保守系の県議らが前面に出ると、前の県政に後戻りするようなイメージを県民に与えかねない」。知事と保守系県議らが二人三脚で進めてきた西沢、吉村県政。彼らが表に出ることによって、田中知事を利することになるという懸念もある。
ある北信地方の市長は「(一本化は)そう簡単にはいかない。田中知事は前回、80万票を取った人物」と危機感を募らせる。対抗馬の擁立には、市民団体に加え、既存政党や議員といった総力戦態勢の早期確立を望む声も出ている。【川口健史、川崎桂吾】
4月28日朝刊
(毎日新聞) - 4月28日12時1分更新
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