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地方選挙・地方政治

2230片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/03(月) 01:33:46
知事4選出馬表明
「独自」なく苦しい選択

 石井知事が28日の県議会本会議で行った4選に向けた立候補表明。これは2004年の前回選挙で推薦した4党のうち、自民、民主、公明の3党本部の「多選」候補への推薦を制限する方針に引っ掛かる。3党の県組織が態度決定に二の足を踏む状況の中、今議会で立候補表明に踏み切った背景には、どの党にも独自候補が見つからないという苦しい事情と、それを見透かしたかのような石井知事の“読み”がありそうだ。(坊美生子)

 この日、記者会見した石井知事は財政再建の実績をアピール。ものづくりなどの産業育成、岡山空港の路線拡充などで一定の成果が得られたと自己評価し、現状路線の推進を強調した。

 また、政党の動きについて、「主要政党本部の推薦がなくなってきていることをふまえ、各県連レベルで議論がされていくと思う」と分析。推薦依頼をどうするか問われ、「推薦や支持をいただくのはありがたいが、(各党の)動向を見守り、どのように行動するか適切に判断したい」と強気な一面も見せた。

     ◇

 21日に開かれた自民党県議団総会。代表質問で立候補への意向を尋ねるよう、知事側から要請されたことについて、対応が話し合われた。「支持や推薦を抜きに質問すればいい」「質問すれば応援するのが通例」など、意見が分かれた。

 同じ日、自民党選挙制度調査会が、公職選挙法見直し案に、知事と政令市長の任期を「連続3期12年まで」に制限することを盛りこむ方針を固めた。公共事業削減などで、県議団と石井知事の対立も深まっていたが、独自候補もいない。結局、執行部に一任され、28日の代表質問は「素直な気持ちをうかがいたい」という簡単な尋ね方になった。

 天野学・自民党県連幹事長は「県連レベルで推薦するかどうか、地元選出の国会議員と相談する」と話す。

 民主党も、暫定税率問題を巡り、石井知事と対立した。2月上旬、県が暫定税率の維持を求めるチラシを作成したことに、同党県連は「信頼関係を損ねる」と強く抗議。次期知事選で推薦しない可能性を示唆したが、22日には、津村啓介代表が石井知事と面談し、矛を収めた。同党県連は「多選問題や、党との信頼関係をもとに推薦するかどうかを決める」との説明を繰り返している。

 公明党県本部は「3期11年の取り組みに一定の評価はしているが、県政の閉塞(へいそく)感を打破するにはよほどのリーダーシップが求められる」とのコメントを発表し、態度を保留している。

 共産党県委員会は「チボリ問題でも巨額な税金投入をしてきた知事の責任は大きい」と批判、独自候補擁立を目指すという。社民党県連は「現職(石井知事)と意見の違いはないが、検討してから決める」としている。

(2008年2月29日 読売新聞)岡山


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