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地方選挙・地方政治

1829片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/11(木) 20:59:07
【混沌(中)】「橋下ワクチン」で関氏を牽制? 自民の思惑 迫る大阪市長選 (1/3ページ)
2007.10.11 11:16
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/071011/lcl0710111116000-n3.htm

 安倍晋三前首相の辞意表明翌日の9月13日、東京・永田町の自民党本部は、報道関係者らでごった返していた。党本部の会議室では小泉チルドレンらが集まり、『小泉前総裁の再登板を実現する有志の会』が開かれていた。このすぐ隣の部屋でもう一つの会合が開かれていた。自民党大阪府連国会議員会議。議題は「大阪市長選」だった。

 「とにかく勝てる候補を出してほしい」。谷川秀善参院議員(73)の独特のだみ声が、ドア越しに響いた。「テレビによく出ているあの弁護士は大阪の人?」「7人も子供がいるというし、少子化対策ならばっちりだ」。別の出席者が冗談混じりに発言。笑いが起こったが、この会合を契機に大阪市内選出の中山泰秀衆院議員(36)を折衝役にしてタレントで弁護士、橋下徹氏(38)への自民の本格的な接触が始まった。

 橋下氏は9月20日の民放の情報番組で、「(出馬は)500%ない」。しかし、その後も接触は続いた。24日、橋下氏は、Tシャツとジーパン姿で、いつものメガネはかけずに都内のホテルに現れた。会談には、自民党選挙対策総局長(当時)の菅義偉元総務相(58)も出席。出席者からは「告示直前に立候補しても勝てるくらいのタレント性がある。38歳で政令市の市長選に打って出れば、それだけでインパクトが違う」との声も上がった。30日には中川秀直元幹事長(63)らが都内で橋下氏に会い、午後9時から約3時間に渡って説得にあたった。

 自民党本部が土壇場まで橋下氏にこだわった背景には、伝統的に民主、公明が強い大阪での党の将来を危惧する意識がある。「自民単独で勝てる首長候補を大阪市で立てられるなら、細かい政策論争など吹き飛ばしてしまえる」(自民府連幹部)。現職の関淳一氏(72)の業績は評価はできても、高齢で全国的な発信力には限界があるという分析だった。

 結局、橋下氏は今月4日の民放番組で、「(立候補は)2000%ない」と完全否定。その後、「今回は見送らせていただきたい」と、正式に自民サイドに伝えた。

 「結局、最初から最後まで振り回された」。自民市議のなかには、そんな声もある。だが、橋下氏に接触した中山衆院議員は「大阪市長選は、福田新総裁になって初めての本格選挙。負けるわけにはいかないという党本部の意向が強い。結果的に擁立はできなかったが、『橋下ワクチン』だと思っている。ワクチンを打たなかったら、関さんはまた民主に推薦をもらいにいこうとしていたかもしれない。効果は小さくない」と述べた。

 橋下氏擁立騒ぎが落ち着き、関氏推薦に向け自民市議団は取りまとめ作業を本格化させた。16日の関氏の選挙事務所開きまでには推薦を決めたい構えだ。しかし自民内になお異論がくすぶり、最終的には歩調を合わせるとみられる公明も厳しい態度を崩しておらず、前回選挙と同様の体制が組めるかはまだ不透明だ。

 こうした一連の流れについて、関後援会の幹部は、「これまでの相乗り市長選では、候補者は舗装された滑走路で十分に助走を付けて選挙に向け離陸すればよかったが、今回は滑走路はがたがた。離陸するのは簡単ではない」と漏らした。

 自・公に推薦要請をしたが、見送られる見通しが強くなりつつある橋爪氏は、6日、市内で政策についてのタウンミーティングを開いた。参加者からは「もう自・公を気にしない」と政務調査費の大幅削減など抜本的な議会改革が政策として提案された。橋爪氏は「議会とともにやっていかないと、マニフェストもなにも進まない。しかし、私は(政党からの要望で)マニフェストを変えたところは一切ない。それはご理解をいただきたい」と訴えていた。


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