したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

地方選挙・地方政治

2193片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/15(金) 01:27:52
ねじれ:’08知事選/中 民主党 支援候補まだ見えず /熊本
 「困ったことになった」

 10日夕、熊本市内で開いた役員会で、民主党県連幹部は厳しい表情を隠せなかった。開始直前、県出身の藤末健三参院議員(比例区)が翌日に単独で記者会見するという情報が流れたからだ。藤末氏は、自民党が擁立した東大教授、蒲島郁夫氏(61)との関係が深く「支援を表明するのではないか」との観測が広がった。

 幹部が藤末氏に電話を入れて会見は中止になったが、蒲島氏を支援対象からはずしている県連の知事選をめぐる混乱ぶりが浮き彫りになった。

 その4日前には、県議会で統一会派を組む無所属県議3人が支持者を集めた会合に蒲島氏を招いた。3人のうち平野みどり県議は、蒲島氏の教え子をインターンシップで受け入れたことがある。

 平野県議は「知事選は国政の枠組みで考えるべきではない。今の熊本を元気にするのは誰かと考え、蒲島氏に期待している」と支持者らに支援を訴えた。

 民主党の最大の支持母体で、無所属の平野県議らをも推薦する連合熊本の幹部は「自主投票ではなく、きちんとした立場を打ち出したい。しかし、一本化して、しこりが次の衆院選まで尾を引くと問題だ」と頭を抱える。

  ◇  ◇

 昨夏の参院選熊本選挙区(改選数1)で勝利をおさめた民主党県連は当初、次期衆院選の対策を優先してきた。ところが、各小選挙区で「勝てる候補」がなかなか決まらない。決定はズルズルとずれ込み、知事選の支援候補選定にも影響した。

 「基本的なスタンスは民主党に近い」と公言していた蒲島氏に平野県議ら3人や県連幹部が面会したが、自民党が擁立を決め、民主党は「相乗りはできない」と手を引いた。

 元県地域振興部長の鎌倉孝幸氏(61)か元消防庁次長で弁護士の北里敏明氏(59)のどちらかを支援する方針を決めたのは1月26日。だが、平野議員ら蒲島氏を支援する動きに加え、川辺川ダム建設反対をうたう前相良村長、矢上雅義氏(47)の存在も大きく、ダム反対派の中で票が割れる気配もある。支援候補決定は23日の役員会に持ち越された。

 ある県連幹部は「今さら自主投票にもできない。かといって、かつて自民党公認で参院選に立候補した北里氏を支援するのも分かりにくい」と、鎌倉氏支援の可能性を示すが、依然として自主投票を望む声も一部にくすぶる。

 今回、世論重視の姿勢を示すため、県内の経済、農業団体から県政への要望を聞く。知事選では初の試み。自民党が「公認」や「推薦」の形で明確に蒲島氏支援を打ち出せない状況を民主党が生かし、保守王国に風穴を開けられるのか。今は先行きが見えない。

毎日新聞 2008年2月14日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080214ddlk43010498000c.html


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板