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地方選挙・地方政治

351片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/11(金) 00:48:25
>>348
地方行政の問題を追及する見方からはこのスレだし、環境や化学のスレッドがないのでいずれにしてもここがベターですね。
四日市喘息の話がなぜ出るのかな?と思ったんですが、石原産業がコンビナート運営の被告企業のうちの一社だったんですね。
このニュース、話が込み入っているし、また産廃・公害かってな感じで見過ごしていましたが、読んでみると興味深いです。

科学の水準は上がって未然に防止しうることが増えてるのに、相変わらずこのようにデータをいじって逃れようとするやり方に翻弄されてしまいます。
現場行政には地道さや目ざとさが求められるし、一方でこれに類似した公害行為者が出ないためにどうすればいいかという大枠での政策的思考も必要なのでしょうね。

中部各地で赤い土…フェロシルト
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20051028/mng_____tokuho__000.shtml

 行政認定のリサイクル製品で「地球にやさしい」との評価を悪用し、産業廃液を埋め戻し材(フェロシルト)に混入していた大手化学メーカー石原産業(本社・大阪市)の土壌汚染問題が中部地方を襲っている。行政の立ち入り検査などでその“犯行”が追及されているが、住民の不安は底知れぬほど深い。 (三重総局 川合道子、岐阜支社 石川浩・小西数紀、特報部 大村歩)

 「いつ撤去するかも分からない。地域住民に呼び掛け即時撤去を要望したい」。清少納言が「枕草子」でうたった「ななくりの湯」ゆかりの温泉地として知られる三重県久居市榊原町は今、埋め戻し材「フェロシルト」問題に揺れている。

 地元建設業者が所有する残土置き場と土砂採取場に約一万トンのフェロシルトが埋まり、環境基準を上回る六価クロムが検出されたからだ。二十七日に行われた地元委員会による会合では、石原産業側に批判の声が相次いだ。

 問題の発端は、昨年十二月、愛知県瀬戸市の住民が、埋め立てで使用されたフェロシルトが川に流出し、放射線が出ていると告発したのがきっかけだ。

 フェロシルトは愛知県常滑沖の中部国際空港での埋め立て需要を当て込んで開発されたとされる。実際は採用されなかったが、二〇〇三年には三重県が行政として広く推奨する「県リサイクル製品」として認定。この“お墨付き”がはずみになり愛知、岐阜、三重県など二十三カ所で約七十二万トンが埋められ、同社は約一億円の売り上げを得ていた。

 同社は製造時に不正に産業廃液を混入しており、一トン当たり一万円前後かかる産廃処理費を数十億円削減する効果もあったとみられている。

 三重県が今年七月、県内六カ所の埋め立て現場を調べた結果、二カ所から環境基準(一リットル当たり〇・〇五ミリグラム)の三・二−一・二倍の六価クロムを検出。専門家による委員会で、業者から事前に提出されていたサンプルと、実際に埋められた物では成分が大幅に違うことも判明した。

 最初に三重県が認定した工程段階でも六価クロムが生成されることも明らかになり、提出されたデータを鵜呑(うの)みにした三重県も審査の甘さが批判されている。

 十四日の定例会見で野呂昭彦知事は「結果としてだまされたということは大変遺憾」としてチェック体制についても見直す姿勢を示すなど防戦に立たされた。


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