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地方選挙・地方政治

1688片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/29(金) 08:42:30
県民の選択:第6部 知事選の深層/上 大澤氏推薦 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070628ddlk10010163000c.html

 ◇自民「至上命題」を達成

 今後4年の県政のかじ取り役を決める知事選の告示まで1週間。出馬表明しているのは前県議会議長の大澤正明氏(61)=自民党公認、公明党推薦▽現職で5選を目指す小寺弘之氏(66)▽ホテル経営、清水澄氏(58)▽前自民党県議の山本龍氏(47)▽弁護士の吉村駿一氏(63)=共産党推薦−−の5人(50音順)。小寺氏を4期支えた自民党が大澤氏を擁立、山本氏も絡み、かつてない保守分裂の状況を呈している。知事選直後の参院選も視野に政党の思惑は交錯し、支援団体も対応に苦悩する。知事選を象徴する場面を手がかりに深層を探った。

 ◇公明は参院選での支援期待

 「公明党のお力添えがなければ、知事選は勝てない」

 7日夕、前橋市の公明党県本部を自民党県連会長の笹川尭・元国務相が訪ねた。目的は大澤氏への推薦の依頼にあり、笹川氏は福重隆浩幹事長らに深々と頭を下げた。

 公明党の大澤氏推薦は連立政権を組む両党にとっては規定路線で、自民党が大澤氏を推薦から公認へ格上げした5月下旬に公明党の推薦方針が固まったとされる。

 ただ、両党は過去4回の知事選で現職の小寺氏を推薦してきた。ここに公明党県本部の懸念があった。4選後に小寺氏と対立を深めた自民党に引きずられての大澤氏推薦と映ることは避けたい。県本部内には「自主投票」の声が広がり、一方の自民党県連には「規定路線」の揺らぎに危機感が募り始めていた。

 実際、公明党県本部内には山本氏支持の動きが大澤氏のおひざ元・東毛で出始め、さらに中毛、西毛、わけても前橋市では小寺氏支持が根強く「自主投票になれば、多くが投票用紙に『小寺』と書く」(県本部幹部)という情勢に傾き始めていた。

 こうした中で、県本部の最終調整は同党中央幹事会が大澤氏推薦を正式決定する14日の前日13日深夜まで及んだ。

 自民党にとっては、確実な組織票を持つ公明党からの推薦獲得は至上命題だった。県連が5月の連休前後に実施した独自調査は知名度不足の大澤氏の苦戦をあからさまに示していた。さらに追い打ちを掛けるように地元紙・上毛新聞が知事選で初めて実施した世論調査結果を「小寺氏優位に展開」(今月5日付1面)の大見出しで報じた。県連幹部は「有権者が勝ち馬心理に流れないうちに、できるだけ早く公明推薦を世間に打ち出したかった」と、自民側が公明党県本部内の調整に気をもんでいた様子を打ち明ける。

 公明党の大澤氏推薦決定後、笹川氏は直ちに公明党の加藤修一・県本部代表の参院選での推薦を表明する。16日の桐生市内での大澤氏後援会支部発会式で、笹川氏は「衆院選挙区ごとに一定割合の票を(加藤氏に)出してもらうようお願いする」と呼び掛けた。3日後、自民党県連は加藤氏推薦を正式決定する。

 だが、矢継ぎ早の方針決定に、県連内から「加藤さんにどれだけ票が出せるのか」と不安ともつかぬ声が漏れ出している。自民党は参院比例代表に上野公成元官房副長官、尾身幸次財務相の長女朝子氏、前橋女子高出身の中山恭子首相補佐官など複数の県関係候補を抱えているからだ。

 公明党の北側一雄幹事長は自民党県連が加藤氏推薦を決定した翌日の20日、国会内で記者会見し「笹川さんらが『勝手連的にやらせて頂きます』と言ってこられた。私どもとしては大事なのは形ではなく、協力関係を具体的にどう作ってくれるのかに関心を持っている」と、実体の伴った支援を求め、くぎを刺した。知事選と参院選。両党は推薦に見合う支援を果たせるのか。注目される。

毎日新聞 2007年6月28日


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