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地方選挙・地方政治

1207片言丸:2006/12/22(金) 17:58:31
道都対決:’07札幌市長選/下 元国交官僚、清治氏 毎日北海道
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061222ddr041010003000c.html

 ◇自民「一枚岩」狙う

 無党派層の多い都市部では「元官僚」のイメージは決して良くない。にもかかわらず、自民党は札幌市長選の候補者に前国土交通省技監の清治真人氏を選んだ。なぜ、清治氏なのか? キーワードは「新幹線」と「一枚岩」だ。

 「清治さんには(整備)新幹線をお願いしたい」。4日朝、札幌市内のホテル。自民党札幌市支部連合会が清治氏の推薦を決めた席で、三上洋右幹事長はこう発言した。

 清治氏は国交省の事務方ナンバー2まで上り、新幹線の札幌延伸など公共工事を呼び込むにはこれ以上ない人材とされる。北海道大学工学部を卒業し、道内でも北海道開発局などに14年間勤務した。人脈や知識、行政経験があり、「即戦力になる」と期待される。

 出馬の決断を迷う清治氏を説得したのは経済人の政治団体「さっぽろの未来を創(つく)る会」(会長=星野恭亮・札幌商工会議所副会頭)。前回市長選で札商は特定の候補を支持しなかったが、今回は景気刺激を求める札商のメンバーら経済界が清治氏を求めている。「自民と経済界が一枚岩で戦える候補」(自民市議)というわけだ。

 別の見方もある。「国交省の大臣は公明党前幹事長の冬柴鉄三さん。政府は自公連立だから、公明が自民から応援を頼まれたら断りにくい。そんな計算もあったんじゃないか」。公明道本部の幹部は、清治氏擁立の背景をこう読む。市議会の公明は上田文雄市長寄りとも言われる。公明と支持母体の創価学会の票は選挙の行方を左右する。

 この読みに符合するように、冬柴氏は清治氏の出馬表明から3日後の今月1日、閣議後会見で「国交省の大幹部が決断したのは歓迎すべきことだ」と述べた。

 今回の擁立劇はいかに組織をまとめることができるかという「内の論理」を優先した結果ともいえる。

 創る会と自民は、政党や官僚といった色を少しでも消そうと、「市民が選んだ」「市民の意見を聞いて」などと、市民という言葉を口にする。

 7月の滋賀県知事選で、新幹線の新駅建設中止を訴えた嘉田由紀子氏が当選したことも懸念材料だ。ある自民党市議は「国交省と聞いてイメージどう? また公共工事のためかと攻撃されるよ」と不安を隠さない。

 清治氏は18日に開いた政策発表の会見で「新幹線など私への公共事業への期待は大きいが、私が(公共事業推進に)有利かといったら否定したい」と語った。その姿は自分のイメージを変えたいとの意思表示のようにも見えた。【去石信一】

毎日新聞 2006年12月22日 北海道朝刊


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