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地方選挙・地方政治

626片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/09/18(月) 22:57:43
糸数氏で野党共闘/3党合意他党も理解
一騎打ちの公算/出馬に前向き
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200609181300_01.html

 十一月の知事選に向け、社民党県連、社大党、民主党県連は十七日、県議会内で三党会議を開き、社大党副委員長で参院議員・糸数慶子氏(58)の擁立を決めた。共産党県委、自由連合沖縄、政党「そうぞう」も糸数氏の一本化に理解を表明、分裂含みだった野党陣営は知事選二カ月前に一転、共闘態勢を固めた。与党陣営では前県商工会議所連合会長の仲井真弘多氏(67)が五日に出馬表明しており、事実上の一騎打ちとなる公算が大きい。糸数氏は「六者がまとまり、後援会の了解が得られれば決断したい」と述べ、前向きな意向を示した。
 人選で候補に挙がっていた元県出納長の山内徳信氏(71)は十七日、「三党会議の結果を踏まえ判断する」とし、十八日に会見で態度を明らかにする。条件としていた五党の支持が得られないことから、出馬を辞退する見込みだ。

 「そうぞう」代表で衆院議員の下地幹郎氏(45)も「糸数氏で一本化する方向が出たので出馬は断念する」と明言。糸数氏への支援は政策を見て判断するとした。

 三党会議に先立ち、社民は執行委員会で「県民の声に応え、社大党の要請を受け糸数氏の擁立に同意する」との方針を決め、前日までの山内氏支持から転換した。糸数氏支持を打ち出していた社大、民主と擁立の方針を確認し、十七日、他党にも共闘を要請した。

 三党の代表は、六者が糸数氏支持でまとまれば二十日前後に同氏後援会に要請し、二十四日までに出馬表明の記者会見を設定したい考えだ。

 社大の喜納昌春委員長は「他党にも前向きな論議をしてもらい、力を結集してほしい」とアピール。社民の照屋寛徳委員長は「早急に選挙態勢をつくり上げ県政奪還を目指す」、民主の喜納昌吉代表は「米軍再編問題を抱え、沖縄にとって転換期。何としても勝利したい」と決意を述べた。


     ◇     ◇     ◇     
[解説]
前回の大敗教訓に


 県知事選の投開票日まで約二カ月に迫った土壇場で、社民、社大、民主の三党が参院議員の糸数慶子氏(58)擁立を決めた背景には「三つどもえで大敗した四年前の知事選を繰り返すな」との強い危機感があった。元県出納長の山内徳信氏(71)と政党「そうぞう」代表で衆院議員の下地幹郎氏(45)が立候補の意向を示し、一本化できず一度は決裂した野党人選。当初から待望論が強かった糸数氏の擁立で、沈滞ムードが漂っていた野党や労組は一転、県政奪還に向け、先行する与党陣営との対立姿勢を強める。

 ただ、各党で基本姿勢が大きく異なる基地問題などの政策論議をめぐり、難航する可能性はある。

 野党陣営は一日の人選会議決裂後、各党が水面下で調整を続けた。しかし、各党の方向性は一致せず、共闘構築は暗礁に乗り上げたとみられていた。

 野党統一候補の擁立を求める市民グループが各党に共闘を要請。一度は断念した糸数氏擁立の機運が高まり、統一地方選を終えた十一日以降、野党幹部や労組の動きが活発化。下地氏が十六日にも出馬表明との観測が飛び、動きを加速させた。

 流れを決定づけたのは十三日午前の下地氏と糸数氏の会談。下地氏が出馬の態度を決めるため、糸数氏に意向を確認した際、同氏が前向きな姿勢を示した。

 糸数氏の態度の変化を受け、社大は同日の執行委で、急転直下、糸数氏擁立を決め、一本化の流れが決まった。

 糸数氏の擁立は事実上決まったが、政策は白紙の状態。分裂回避を最優先させたため、次期県政への展望や意欲も明らかになっていない。

 与党陣営の前県商工会議所連合会長の仲井真弘多氏(67)が選挙態勢を先行させる中、野党陣営は政策調整や選対づくりなど、緊急の課題が山積している。(政経部・与那原良彦)


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