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地方選挙・地方政治
1922
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/11/21(水) 14:22:02
対立政党相乗り 「好ましくない」54%
本社世論調査〈下〉 讀賣高知
25日投開票の知事選に関する読売新聞社の世論調査で、国会で対立している政党が知事選で同じ候補を支援していることについて、「好ましい」とする人が14%にとどまる一方、54%が「好ましくない」と考えていることがわかった。しかし、相乗りとなっている候補を支持する人のうち2割が「好ましい」と回答する一方、「好ましくない」と思うのは4割を超えている現状が明らかになった。
【政党支持率】
支持政党のない無党派層は、2004年の前回知事選時の55・6%を大きく下回り44・3%。この夏の参院選終盤に行った世論調査時(46・1%)にも届かず、民主が前回の8・8%から18・2%と大幅に伸ばしているのとあわせ、2大政党化の風潮がうかがえる。自民支持層は26・0%で前回(23・6%)から増加。公明は2・4%で0・2ポイントダウン、社民も1・4%で0・3ポイント下がったが、共産は4・6%で2・1ポイント上昇した。
【政策・公約重視】
今回の選挙の争点として特に重視したい問題(複数回答)では、「地域経済の活性化」と「医療や福祉の充実」が68%で最も多く、「景気や雇用対策」の67%を小差で上回った。このほか、「環境対策」48%、「防犯や治安対策」44%、「格差問題」は43%だった。
投票を決めるときに重視したいものは、「政策や公約」が61%で最も多く、次いで「候補者の経歴やイメージ」(17%)、「支援している政党や団体」(11%)と、厳しい県勢状況を反映し、政策重視の投票行動となっている。
【政党相乗り】
政党の相乗りについて、政党支持別に見ると、「好ましくない」と考えているのは自民支持者の4割、民主の6割、公明の5割、社民の8割に及んでおり、独自で候補を推薦する共産は7割、無党派層は5割が同様に考えている。無党派層で「好ましい」と回答したのは1割にとどまった。4候補を支持する人のうち、2、3割は「わからない、どちらともいえない」と回答し、「好ましい」との回答は、1、2割にとどまった。
【内閣支持率】
福田内閣を支持するのは37・5%、支持しないのは42・4%で、不支持が支持を上回った。支持政党別では、自民支持者の79・0%、公明の64・7%が支持。民主は67・7%が不支持で、共産の78・8%、社民の70・0%も不支持だった。無党派層の25・6%は内閣を支持し、48・6%が支持しないと答えた。
(2007年11月21日 読売新聞)
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