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地方選挙・地方政治

731片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/10/26(木) 09:13:10
履修漏れ、星稜も 讀賣石川

 必修科目の履修漏れ問題が県内の高校でも明らかになった。金沢市小坂町の星稜高校(生徒数1830人)で、3年生683人全員が必修科目を未履修だったことが分かった25日、羽賀多聞校長は記者会見で「在校生や卒業生、保護者に本当に申し訳ない」と謝罪した。学校側は本来の必修科目を履修させなかった理由について「受験に必要な科目に重点を置いた。生徒たちの能力を上げたかった」と説明しているが、受験を間近に控えた生徒たちは補充授業などで多大な負担を強いられる結果となった。

 記者会見は同日午後5時から、羽賀校長のほか、斉藤正治、干場久男、本田実の3教頭が出席し、同校会議室で開かれた。

 羽賀校長らの説明によると、同校では東京大や京都大など全国有数の大学を目指す「Aコース」、勉強だけでなく部活動にも力を入れながら大学進学を目指す「Bコース」、部活動に力を入れながら、大学進学を目指す「Pコース」の3コース制を2002年4月から導入。受験に必要な科目に時間をかけるため、その後、学習指導要領で必修となっている科目の一部を履修させていなかった。必修科目を受けさせていなかったことは、どの教職員も知っていたという。

 A、B、Pとも芸術の音楽を未履修。さらにA、Bコースの生徒607人は保健体育の保健、家庭、情報の3科目をまだ履修していない。さらに、Bコースで理系選択した生徒231人は地理歴史の世界史か地理のどちらかの科目も未履修で、この生徒たちは年度内に最大210時間の補充授業を受けなければ卒業できない。

 同校では、通常の授業後や冬休み、足りない場合は卒業式を遅らせ、春休みにも補充授業を行うとしている。

 04、05年度に卒業した卒業生1260人は同様の科目を未履修のまま卒業しているが、同校が履修単位などを記録している「指導要録」では、必修科目を履修したように改ざんしていた。

 同校は26日、全校集会を開き、羽賀校長らが生徒に事情を報告する。保護者や卒業生への説明は検討中という。

(2006年10月26日 読売新聞)


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