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地方選挙・地方政治

1456片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/10(土) 09:54:49
どうなる処分場 放射性廃棄物調査 東洋町長辞職勧告 1票差町民も賛否
町議会決議 「白紙戻せ」「対応に誠意」 讀賣高知

 高レベル放射性廃棄物最終処分場の調査候補地応募を巡り、東洋町議会が臨時議会で田島裕起町長への辞職勧告決議案を可決した9日、傍聴者の殺到を予期して町役場2階大ホールに移した議場は、町民約120人であふれ、「応募を即刻、白紙に戻せ」「町長は誠意ある対応をしている」と賛否両論がぶつかった。田島町長は「町民の幸せのため最後まで頑張りたい」と辞職しない考えを示した。

 この日、賛成5、反対4で採択、可決されたのは、辞職勧告決議案のほか、町民2179人の署名を添えた応募反対の請願、「同廃棄物等調査特別委員会」設置議案、放射性廃棄物持ち込みに反対する決議案。

 請願は応募賛成の立場からも出され、各議員が賛否それぞれの意見を表明、傍聴者席からは、意見が出る度に拍手がわき起こった。開会から約2時間後の午前11時過ぎ、佐竹新一副議長の動議という形で、辞職勧告決議案が出された。

 佐竹副議長は、「町長は『議会や住民の理解、同意なしに応募しない』と明言していながら、それを無視した。うそをつくような人に、これ以上町政を任せるわけにいかない」との決議案を読み上げた。

 可決されても田島町長は動揺した様子を見せず、閉会後、報道陣に対し、「辞職勧告決議案可決は真摯(しんし)に受け止め、反省すべきは反省する」としながらも、「町を2分する事態は本意でないが、意見が分かれるのは仕方ない。時間をかけて説明すれば、必ず分かってもらえると確信している」と述べた。

 一方、松本太一議長は、「互いの議論がかみ合わない水掛け論になりつつある。反対派議員と、町執行部、賛成派議員がきちんと議論できるような関係を修復するのは難しいだろう」と複雑な心境を明かした。

 この日はさらに、同調査特別委員会が開かれ、経済産業省などの職員が議員の質問に答える形で、国の考え方などを説明した。

 全町議10人と田島町長らが出席。「(初期の)文献調査段階でも議会や住民の意向を尊重すべきでは」との意見に対し、経産省側は「原子力に対するアレルギーは強く、理解してもらうには時間がかかる。文献調査期間は広く住民に周知し、勉強してもらう期間と位置づけている」と回答。風評被害の懸念については、「放射能被害はあり得ず、一部のデマに過ぎない」との考え方を示した。

(2007年2月10日 読売新聞)


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