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地方選挙・地方政治
1525
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 08:59:45
自民、大沢氏公認に格上げ組織固め優先に転換 讀賣群馬
自民党県連は、7月の知事選で推薦を決めている大沢正明前県議会議長を、党公認に格上げする方針を決めた。14日の県議団総会で決定後、党本部に申請する。党本部側でも、本県選出の谷津義男選挙対策総局長がすでに了承しているという。自民党色を鮮明にして県議の後援会など組織固めを最優先する方向に転換した格好だ。
金子泰造県連幹事長は11日、「今までの県政を反省し、これからの県政に望まれる諸施策を実践するためにふさわしい候補として、自民党は大沢氏を公認に立てて戦う」と話した。
公認への格上げは、今月7日の県議団総会で笹川尭県連会長が提案したのを受けて、金子幹事長ら県連執行部が急きょ検討して決めた。公認になれば、有力幹部の応援など党本部からの選挙支援が手厚くなるとみられる。
県連幹部は、「知事サイドが連合群馬などの労組、民主党議員、市民派などによる支援態勢を組んでいるので、こちらは保守伝統の自民党票を掘り起こしていくことにした」と話す。
当初は多選批判で県議会を中心に民主勢力などにも推薦を求めて他党・会派と「反知事連合」を組む戦略を描いていた。しかし、県議会のフォーラム群馬が現職支持を表明するなど、他党・会派からの推薦獲得が思うように進まなかった。
連立与党の公明党に対しては、「自分たちが公認によって全力を挙げる態勢を作ったうえで、支援を頂けるようにお願いしていきたい」としている。
また、大沢氏の知名度が低いこともあり、「大沢という名前よりも自民党候補として組織内に浸透を図る」(陣営幹部)狙いもあるほか、知事陣営が自民党の基盤だった各種団体からの推薦を得ており、「団結と組織防衛」(陣営幹部)も重視したという。
(2007年5月12日 読売新聞)
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