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地方選挙・地方政治

1066片言丸:2006/12/06(水) 11:34:40
07愛知知事選:人物研究/下 石田芳弘氏編 /東海
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/aichi/news/20061206ddlk23010139000c.html
 ◇「挑戦」に生きがい

 ◆犬山

 ◇見込んだ人材登用

 「つまみ食いの政治家」

 愛知県犬山市長時代の石田芳弘(61)を、身近にいた関係者はこう評する。「いろんな人に会って、いいところを取り入れようとする。でも、消化能力がなければ、つまみ食いはできない。彼には、それができるキャパシティーがある」

 そんな石田が市長として最初に懐に入れたのが、市教育長の瀬見井久(69)。石田市政の代名詞ともなった少人数学級など教育改革を主導した「ブレーン」だ。石田は県議時代、県職員だった瀬見井と議事堂の図書館などでよく政策談議をした。読書家で、建築や美術などにも造詣深い瀬見井にほれ込み、97年4月に教育長にスカウトした。石田に仲介役を頼まれた県副知事経験者は「瀬見井は頭は切れるが、ズバズバものを言って議会と衝突するぞ」と忠告したが、石田は「だからいいんだ」と譲らなかった。

 さらに、教育改革面では▽市教育委員に中嶋哲彦・名古屋大大学院教授(51)▽市教委の客員指導主幹に杉江修治・中京大教授(58)−−を登用。口を挟まず、見込んだ人材に一任した。瀬見井は「人の配置、使い方が抜群にうまい。おれもうまく使いこなされた」と笑う。

 だが、自民、公明両党県議団が行った犬山市政の検証で、同県江南市の堀元(もとし)市長(61)は、石田の手腕に疑問を呈した。両市などで01年から進めた広域ゴミ処理施設計画で、犬山市が表明した用地確保が住民の反対により実現できず、計画は白紙になった。堀は「ビジョンを示すのは結構だが、実行が伴わないなら机上の空論だ」と手厳しい。

 ◆首長ネット

 ◇「改革派」交流多く

 「僕はマニフェスト政治家だから」

 こう公言する石田は実際、03年4月の市長選で県下の首長としていち早くマニフェストを掲げて戦った。最近は自治体運営においてマニフェストを「市長と市民の契約」と位置付ける住民自治基本条例の制定も目指していた。

 マニフェストにこれほど入れ込むようになった過程には、全国各地の「改革派首長」との交流がある。

 マニフェスト運動の提唱者、北川正恭・前三重県知事らが代表を務める「新しい日本をつくる国民会議(21世紀臨調)」では、提言・実践首長会長を務める。05年2月、増田寛也・岩手県知事らと代表発起人になり「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク」も結成。増田とローカル・マニフェスト推進首長連盟の代表も務めた。

 21世紀臨調のメンバーで、石田と二十数年来の友人という岐阜県各務原市の森真市長(66)は「この国、県をどうしていきたいかというロマンがある。明確なビジョンがあるから、マニフェストの個々の政策も生きる」と話す。


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