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地方選挙・地方政治
1189
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/20(水) 23:47:58
出直し知事選:「しがらみのない県政」 持永氏、保守“一本化”で抱負 /宮崎
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/miyazaki/news/20061220ddlk45010555000c.html
県の官製談合事件で逮捕された前知事、安藤忠恕容疑者の辞職に伴う出直し知事選(来年1月4日告示、21日投開票)に出馬表明した元経済産業省課長、持永哲志氏(46)。会見では「しがらみのない私は(新知事の)資格を持っている」と、自身の政治姿勢のクリーンさを強調した。(以下は主なやり取り)【中尾祐児】
−−出馬の動機は
「前知事、県幹部が逮捕され、県政が大混乱している。私が目指す県政は、しがらみのないクリーンな県政の実現と、県経済の活性化だ」
−−過去2回、出馬した衆院選から転進の理由は
「そもそも古里の活性化を目指していた。知事選も、同じ国のためという目的で違いはない。(自民党の公認調整は)関係ない」
−−自民党県連から推薦を得られなかった場合は出馬したか
「保守勢力同士の戦いになると、政策本位でなく、ゆがんだ選挙になる。私以外の人物が統一(推薦)候補になっていたら出馬しなかった」
−−県政の正常化のために政策は
「情報公開の徹底。一般競争入札の拡大など入札制度の改革をしっかりやる。マニフェスト(政権公約)は近々作る」
−−官製談合事件の原因をどう考えるか
「前回知事選で(安藤容疑者と、元出納長の)保守勢力を二分する選挙が、いろいろなしがらみを生み(事件に)結びついたのではないか」
−−その元出納長との選挙を巡る関係は
「父(持永和見・元衆院議員)の時代に支援を受けたが、私は強い関係はない」
−−選挙でしがらみを生まない対策は
「政治資金収支報告書に、きちんと記載する。前知事のような、表に出ない金を根絶したい」
−−インサイダー取引事件で罪に問われた村上ファンド前代表、村上世彰被告との関係は
「(東大時代からの)非常に長い間の友人だが、政治資金の提供は一切ない。ただ、通産省(当時)勤務時代に、彼が事業を始めた時に仲間と一緒に100万円出資し、事業がうまくいったので(出資金を)引き上げた。(利益は)20%ぐらい」
◇「推薦願、他になかった」−−県連の手続きに不満の声も
元経済産業省課長の持永哲志氏(46)の推薦を決定した自民党県連の19日の会合。推薦受け付けなど一連の手続きに関し、党員からは県連の対応に不満も出た。
この日の総務会で、川添睦身会長が期限の18日夕までに持永氏1人しか推薦願が提出されなかったことや、県内の主要支援10団体が持永氏を推薦した経過を報告した。
質疑応答で、県出身の川村秀三郎・林野庁長官(57)を推薦するよう県連に要請した党県第1選挙区支部の役員が「(12日の)要請後、県連から取り扱いについて連絡がなかったのはなぜか」と質問。川添会長は「川村氏本人から推薦願が出ないので、対応を保留していた。無視していた訳ではない」と説明した。
役員は「連絡が不十分で、党員の中に『密室で推薦が決まったのではないか』と疑念を持たれかねない」と不満を述べた。【中尾祐児】
毎日新聞 2006年12月20日
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