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地方選挙・地方政治
1007
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 15:00:29
連合 「石田氏に最低80万票」 ――07知事選 愛知
異例の目標設定 神田陣営危機感 讀賣中部名古屋
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/061130_5.htm
来年2月の愛知県知事選で、民主党推薦の新人石田芳弘・前犬山市長(61)を推す連合愛知は29日、執行委員会を開き、80万票を連合愛知としての最低目標に設定し、組織固めを徹底する方針を確認した。これまで民主党県連が150万票の目標を掲げ、自民党と公明党推薦の神田真秋知事(55)陣営も「全小選挙区で、石田氏を上回る得票」を目標にしているが、過去2回の知事選で目標を立てなかった連合愛知が具体的な数字を掲げたことに、神田陣営は危機感を強めている。
連合愛知の組合員は約50万人。神野進会長は、家族も含め80万票以上の獲得を各構成組織の代表者に要請したが、別の幹部は「家族を入れて、大ざっぱに100万。棄権などを考慮して80万という計算だが、かなり意欲的な数字。あえて厳しい数字を打ち出すことで、引き締めを図ろうとしているのでは」と受け止めた。ただ、残された時間が少ないため、組織外への支持拡大活動はしない方針だ。
石田氏も今月中旬から、各地域に12ある連合愛知地域協議会のうち9地協の会合に出席し、浸透を図っている。29日も、小牧市で行われた尾張中地協の総会に出席し、「対立軸を立てて議論していく。皆さんのさらなるご支援を」と訴えた。
神野会長は「過去の知事選で神田氏を推してきたため、石田氏への理解が不足している懸念はあるが、各地協からは『来てもらってよかった』との声が多い」と手応えを感じている。
民主党県連は、知事選の投票率が40%台後半の場合、連合愛知分も含め、県内15小選挙区で10万票ずつ、計150万票の得票目標を掲げた。対する神田陣営も、各小選挙区支部で具体的な得票目標を詰めている。
自民党県連のかとう南幹事長は「組織外の石田氏で、連合がどこまでまとめられるか分からないが、連合に代わる基礎票がなく、階段の1段目からスタートしなければならない神田にとっては厳しい」と危機感をあらわにした。
箕浦名商連会長 「神田氏を支援」
名古屋商工会議所の箕浦宗吉会頭は29日の定例会見で、来年2月の愛知県知事選について、「神田真秋知事は堅実であることがよく分かっているし、石田さんよりもなじみが深いので、応援したい気持ちになっている」と述べ、政治団体・名古屋商工連盟会長の立場で、神田氏を支援する考えを示した。
(2006年11月30日 読売新聞
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