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地方選挙・地方政治
660
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/13(金) 13:15:08
定まらぬ戦いの構図 出直し福島県知事選 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061013t61027.htm
出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投票)は告示まで2週間を切ったが、候補者どころか、政党による戦いの構図も確定しない状態が続く。自民党と、民主党などの非自民勢力とも独自候補を擁立する方針だが、水面下で独自候補の一本化を探る動きもあるからだ。「大揺れの県政の立て直しが急務」とする政党対決回避論と、「談合候補はだめ。オール与党態勢が招いた事態への反省がない」との主戦論が交錯している。
<あくまで主体性>
「国会議員以外から、行政経験が豊富な人を」。中央官庁関係者らを想定したとみられる人選方針を12日に決めた自民党福島県連。遠藤忠一幹事長は「主体性を持って党で決める」と述べたが、非自民との相乗りの可能性について「政党を優先せず、県民党的立場の中で選挙をしていきたい。結果的にはあり得る」と含みを残した。
佐藤栄佐久前知事を支えたのは共産党を除くオール与党態勢だが、事件で受けた痛手は、与党中の与党だった自民が最も大きいとみられている。「厳しい県民世論を考慮すれば他党との協調もやむを得ない」(県議)との空気は当初からあった。
<くすぶる主戦論>
民主党内では渡部恒三衆院議員(福島4区)らを中心に自民などとの相乗り論が強い。党本部は「相乗り」を原則禁止しているが、事件後の特殊事情を主張している。
県連代表の玄葉光一郎衆院議員(福島3区)は佐藤前知事の娘婿。足元で事件が起き、「人選で主導的な役割を担う様子はない」(民主党関係者)ことも影響しているとみられている。
しかし、「主戦論」は自民、非自民双方にくすぶっている。自民党の国会議員は「県民が望んでいるのは県政刷新。既存の権力システムを壊し、ゼロからやり直すことが必要」と対決姿勢を強調、知事選後の影響力行使もにらんだ民主党の動きを警戒する。
<県民の理解優先>
一方、民主党県議も「談合事件の後に候補者の談合では、県民の理解を得られない」と主張する。ただ、同党の国会議員も現時点では立候補に慎重と見られており、告示日が迫る中で難しい対応が迫られそうだ。
知事選では、元民主党衆院議員の増子輝彦氏(59)が12日、郡山市であった後援会の集会で出馬に意欲を見せ、週明けにも最終決断する意向を示した。共産党は、支持労組などとつくる市民団体の枠組みで独自候補を擁立する方針。
2006年10月12日木曜日
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