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地方選挙・地方政治
1020
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 01:40:31
旭川市長選 新市長誕生、そのとき…「ニシカワ」コール鳴り止まず
歓喜と涙でつつまれた西川まさひと陣営 北海道経済
http://www.h-keizai.com/article-2006/2006-11-24-shinshityou.html
10月29日夜、西川事務所には早くから支持者が集り、開票が始まった頃には満席。ひな壇には佐々木秀典選対本部長をはじめとする幹部の顔ぶれが並んだ。
10時20分、最初の開票速報は西川、加藤ともに1000票。以降、20分おきに発表された速報は5回目(11時40分)でも差がつかない。携帯に連絡が入る幹部の表情が一喜一憂する。激戦の様相に胃が痛くなる緊張感はしばらく続く。
午前零時が過ぎた。ここでも速報は西川、加藤ともに6万2500票。開票率は95・65%。勝敗は残り7000票の行方で決まる。どちらが有利なのか―事務所で待機する人間には誰も分からない。
報道陣に入る連絡に耳を澄ます。「ニシカワ…トウセン。当確、打ちましたか?」と確認する報道記者の声が聞こえる。
12時07分、どこよりも早く当確を打ったのは朝日新聞系のHTB。現場の記者が「当確を打ちました」と選対幹部に告げると事務所内は一瞬ざわめき、そしてそれが歓声に変わる。
三井幸雄市議が「まだ残票を数えている。選管の発表が出るまで待機してください」と支持者の高揚を抑えるが、テレビ局各社が次々当確を打ち出すと事務所内はお祭り騒ぎ。西川の到着を待ちきれず、万歳する支持者。感極まって大粒の涙を流しながら「やった!」叫んだり、あちこちで抱き合う姿も。いつしか始まった「ニシカワ!」コールは、なかなか鳴り止まない。周辺の首長が続々とお祝いに駆けつけた。
12時30分、自宅で待機していた西川が現れると、割れんばかりの拍手と絶叫が交差、喚起の渦が巻き起こり、「ニシカワ!」コールの中、支持者にもみくちゃにされながら迎えられた。
佐々木秀典本部長が「皆さん、勝ちました!」と勝利宣言。「今回の市長選は歴史に残るもの凄い戦いになった。この厳しい戦いを勝ち抜くことが出来たのは人の和。総合力で西川市長が誕生した」と死力を尽くした陣営を称えた。
引き続き同氏が音頭をとり、万歳三唱。必勝ダルマに「V」字を入れた。
挨拶に立った西川は「皆様方の力をお借りして当選することが出来ました。私に期待をしていただいた多くの市民の皆さん、本当にありがとうございました」と深々と何度も頭を下げた。
そして「選挙は終わった。昨日まで戦った陣営の人たちとも明日からは同じ思いで旭川の街づくりに一緒に取り組んでいきたい。皆さんの力をお借りしたい」と力強く訴えると「そうだ、その通り!」と大きな拍手が沸き起こった。
また、報道陣の共同インタビューに答えた西川は激しかった選挙戦を振り返り支持者に感謝の言葉を述べるとともに、次のように抱負を語った。
「当初から接戦になるということは予想された。そうしたなか、今日まで支えていただいた皆さんに感謝したい。皆さんの思いに応えられるよう頑張りたい。
まずは、終始一貫して訴えてきた様々な格差の是正に取り組み、みんなが安心して暮らせる街づくりを目指す。若さゆえ、経験不足は否めないが、諸先輩の皆さんのご指導をいただきながら、人の2倍3倍も走って市民の役に立ちたい。
また、地域の自立に向けては意識改革が必要。経済、雇用状況は厳しく、国からの交付金も年々減少している。地域産業の振興においては得意分野をしっかり伸ばしていくことで街づくりの第一歩を踏みだしていきたい。
周辺の町とも協力し合いながらともに素晴らしい地域をつくっていく。
市民に信頼される市政、街づくりに100%全力投球したい」
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