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地方選挙・地方政治
659
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/10/13(金) 13:13:39
国会議員以外を擁立へ 出直し福島県知事選で自民県連 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/10/20061013t61026.htm
佐藤栄佐久氏の辞職に伴う出直し福島県知事選(26日告示、11月12日投票)で、自民党県連は12日、役員会を開き、現職の国会議員以外から候補者を擁立する方針を決めた。県連は「県政の停滞は許されず、行政経験が豊富という点は欠かせない」(遠藤忠一幹事長)としており、県議らに推す声がある県出身の元郵政官僚(61)らを軸に調整が進むとみられる。
知事選をめぐっては、民主党の国会議員に自民党なども含めた統一候補を探る動きがあり、こうした動向がどう影響するかも焦点。県連は「週明けにも決定したい」(同)としており、人選作業は大詰めを迎える見通しだ。
党内では、現職の参院議員の擁立を目指す動きが活発化していた。遠藤幹事長は議員以外からの選出方針について「国会議員が候補者となれば来春、統一地方選と一緒に補選が行われる。中川秀直幹事長からは混乱は避けるべきだとの話もあり、国会議員は国政に専念していただくべきだと判断した」と説明した。
引責辞職した佐藤前知事周辺の疑惑は、県発注工事をめぐる談合事件から、2004年の知事選をめぐる公選法違反(買収)事件に発展し、県政界も巻き込む可能性が出ている。クリーンさを重視し、既存の政治家ではない人選を望む声が党内に根強いことにも配慮したとみられる。
現在は民間企業に籍を置く元郵政官僚はこれまでの取材に対し、知事選出馬について「わたしも今やビジネスの世界に身を置いている立場。全く考えていない」と話している。党内では、ほかに中央の官庁関係者の擁立を模索する動きもあり、決定までには紆余(うよ)曲折も予想される。
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