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地方選挙・地方政治

1840片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/18(木) 13:56:53
混戦の構図:’07大阪市長選/上 現職への反旗
http://mainichi.jp/kansai/osakacityelection/news/20071016ddf041010013000c.html

 11月4日告示の大阪市長選は、自民が推薦する現職の関淳一氏(72)に▽民主推薦の毎日放送元アナウンサー、平松邦夫氏(58)▽共産推薦の元市議、姫野浄氏(72)▽元市立大教授の橋爪紳也氏(46)の3新人が挑む激戦模様となる。公明は態度を決めていないが、福田政権発足後初の政令市長選は、中央の対決構図が反映される可能性が高い。自民、公明、民主3派が与党を構成してきた大阪市で何が起きたのか。舞台裏を報告する。

 ◇幻の候補一本化

 14日午後6時すぎ、大阪市内のホテルの中華料理店個室。関氏はスーツにネクタイ姿で座っていた。約20分後、自民市議団のベテラン市議と新田孝幹事長らが入室した。

 「今日はあなたに降りてくれと言いにきた。次の世代にバトンタッチすべきや」。関氏を批判してきたベテラン市議が選挙での得票予想を示して迫った。前日、知名度の高い平松氏が民主の立候補要請を受諾していた。

 「お願いします」。関氏は何度も立ち上がって長身を折り曲げた。新田幹事長が「市長がわざわざ来てくれたんや」と、とりなす。会合は約3時間に及んだ。散会後、ベテラン市議は「(関氏は)市長をやりたいだけや」と切り捨てた。

 橋爪氏も9月中旬、ある政界関係者から立候補断念を求められたが、受け流した。企業関係者らからも同様のアプローチが繰り返された。15日、自民市議団は関氏推薦を決定し、橋爪氏も立候補取りやめの意思がないことを言明。市民から遠く離れたレベルで繰り広げられた対民主の候補者一本化は幻と消えた。

   ◇   ◇

 橋爪氏が出馬表明する前の8月下旬、公明の支持母体の創価学会関係者、市OBらが橋爪氏に出馬を促しているとの話が流れた。「出ると言ってくれればまとめたい」と語る自民市議もいた。

 「関を応援したら、三セク破綻(はたん)の責任を一緒に負わされる。心中だ」「言うことがコロコロ変わる。一本筋が通らない」。関氏への反発が、橋爪氏支援にまとまるかに見えた。だが、橋爪氏が8月31日、NPO関係者に電話やメールで「火曜日(9月4日)に記者会見をします」と連絡を回しても、政党側の動きは鈍かった。橋爪氏は「政党は遠くの方にいる感じ」と表現した。

 一方、関氏は昨年末、親しい政財界関係者に「泥水をかぶっても、あと1期やりたい」と続投の意欲をにじませていた。橋爪氏出馬の動きが表面化した9月1日も「誰が出ても関係ない」と動じる様子を見せず、3日には出馬表明。政党などとの関係について「妥協はしない」と言い切った。

 ところが、市議の要求が厳しくなると、関氏は姿勢を一転させる。地下鉄民営化で議会の了解を得ることや、外部委員が主導する市政改革推進会議の見直しなど新田幹事長が突きつけた条件を、次々と丸のみした。市議団執行部は推薦へと向かわざるを得なくなり、最後には会派内に、議論を続けても無駄、との空虚感さえ漂った。

 大阪市中央区で16日、事務所開きした関氏は「市政改革をやりきらなければならない」と決意を述べた。だが、自民市議32人のうち参加したのは十数人。推薦を先行させた自民に「二人三脚のひもを解いた」と不快感を示した公明党市議団の姿はなかった。

毎日新聞 2007年10月16日 大阪夕刊


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