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地方選挙・地方政治

2389片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2009/01/23(金) 21:41:51
民主、自民両県連会長 立場微妙 山形知事選

吉村氏の個人演説会で応援弁士を務める近藤氏=寒河江市内


斎藤氏の街頭演説会で手を挙げて支持を訴える遠藤氏=天童市内


 激戦模様の山形県知事選で自民、民主両党の県連会長の動きが注目されている。新人の吉村美栄子氏(57)を支援する民主党県連の近藤洋介会長(衆院比例東北)と、現職の斎藤弘氏(51)を支援する自民党県連の遠藤利明会長(衆院山形1区)の2人。近藤氏は複雑な選挙区事情もあって「応援演説で出遅れた」と批判を浴び、遠藤氏は麻生政権の不人気ぶりを懸念して「政権とのパイプ」を封印する。ともに不安材料を抱えたまま、25日の投票日になだれ込みそうだ。(山形県知事選取材班)

<微妙な距離感>
 「政府の言いなりになっている知事を当選させたら、(首相の)麻生(太郎)さんは消費税を上げてもいいと勘違いしてしまう」。寒河江市で19日にあった吉村氏の個人演説会。応援弁士を務めた近藤氏は挑発的な言葉を使い、自民党への対決姿勢を鮮明にした。

 近藤氏は選挙戦9日目の16日、長井市の吉村氏の個人演説会でやっと壇上に立ち、この日を境に積極的にマイクを握り始めた。吉村陣営の複数の幹部が粘り強く要請した結果だった。

 告示日の8日に山形市であった吉村氏の出陣式では、あいさつする近藤氏に「もっとしっかりやれ」とやじが飛んだ。11日には、米沢市で1000人を集めて近藤氏の新年会があったが、開演30分前に近くの市役所前で街頭演説した吉村氏が新年会会場に近づくことはなく、微妙な距離感が浮き彫りになった。

<大物議員来ず>
 近藤氏は当初、「マイクで訴えるより、一人一人の支持者に直接訴える時間の方が大切だ」と、応援演説をしない方針を示していた。この方針は転換したはずだが、米沢市で20日に開かれた吉村氏の個人演説会は、東京での会合出席を理由に欠席するなど、いまだに憶測を一掃しきれていない。

 近藤氏の腰が据わらない背景には、有力支持者が斎藤氏の支援に回るなど、選挙区の複雑な事情がある、とみる関係者が多い。「米沢市などの地盤はせめて五分まで盛り返してほしい」と吉村氏陣営の幹部は期待する。

 一方、自民党の遠藤氏。自分の政経パーティーで斎藤氏夫妻が入り口に並んで出迎え役をする間柄で、告示前から斎藤氏との一体感をアピール。選挙戦では斎藤氏の選挙カーに同乗し、個人演説会では山形1区内のほとんどの会場で応援弁士を務めている。

 ただ、遠藤氏の応援演説は県庁改革など斎藤氏が取り組んだ4年間の実績を紹介する内容が多く、麻生政権とのパイプを強調することは少ない。内閣支持率の低迷が続いており、「自民党が前面に出る状況ではない」(斎藤氏陣営の幹部)と大物国会議員の応援も影を潜めている。

<最終盤の焦点>
 遠藤氏が斎藤氏との二人三脚に徹すると、有権者には自民党との一体感を印象付ける。吉村氏の陣営はこの点を突き、「斎藤県政は小泉構造改革と同じ路線を進めた」(舟山康江参院議員)と自民批判票の取り込みを狙う。

 近藤氏はどう追い込みをかけ、遠藤氏はどう自民批判をかわそうとするのか。政党推薦を求めなかった両候補の思惑とは裏腹に徐々に政党対決の図式が強まる中、勝敗を左右する最終盤の焦点になりそうだ。

 ◇山形県知事選立候補者
吉村美栄子 57 行政書士 無新
斎藤弘 51 知事 無現
2009年01月23日金曜日
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/01/20090123t51026.htm


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