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地方選挙・地方政治

1673片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/22(金) 20:24:04
【群馬】
’07知事選 「長期政権の変容」<3> 票獲得へ戦略見え隠れ
2007年6月22日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20070622/CK2007062202026142.html

「県民党」−。現職の小寺弘之氏は昨年十一月ごろから、自らの立つ位置をこう表現するようになった。「一党一派には属さない」と、既存政党とのしがらみを切り捨てる姿勢を積極的にみせる。選挙が近づくにつれ、その傾向は一層強まった。選対役員の発表でも「民間人」を強調した。

 
 小寺陣営は「いわゆる政党推薦は受けない」という方針だ。社民党や国民新党の県組織の代表者が小寺氏支持を明確にしているが、陣営は政党色を隠し、表には出さない。

 小寺氏の周りを固めるのは、県庁との“距離”が近い前橋を中心とした商工関係者ら。「お友達クラブ」とやゆする声もあるが、支援団体「群馬県民の会」の遠藤祐司幹事長は「われわれは素人集団。政党のようにはできないし、するつもりもない」。

党勢力を総動員
 一方の自民党は大沢正明氏の党推薦を公認に格上げし、現職とは対照的な戦略をとる。旗幟(きし)鮮明にして、国会議員や県議、職域団体を総動員する構えだ。同党県連幹部は「出遅れは織り込み済み。これからは『空中戦』でなく『陸戦』だ」と意気込む。

 自民党には「選挙のプロ」という自負もある。前回の知事選で、小寺陣営の実動部隊だった同党県議らは「茶菓子も、あいさつ先も、全部準備してやったんだ」と四年前を振り返る。

 党公認は、国政での逆風次第ではマイナスにも働く“もろ刃の剣”。それでも自民は徹底した組織戦を選んだ。金子泰造・党県連幹事長は「山本龍氏の存在もあり、取り込みが期待できる無党派層はそれほど残っていない」と情勢を見据える。

「草の根」前面に
 無党派層をターゲットに「草の根」活動を前面に出すのは、元自民党県議の山本龍氏。確固たる組織を持たず、約一年前から県内全域で遊説をこなしてきた。「利権の構図の人々と、それ以外。違いが鮮明になった」。選挙準備が本格化した五月中旬、山本氏は他陣営と自らを比べて言い切った。

 もっとも、こうした山本氏の動きは「戦略的」な部分もある。自民党に推薦を申請したが、断られた経緯もある。

 「本音を言えば、現職と自民の間で身が持たない。同じ土俵では勝負しない」。山本氏は、活動の拠点を高崎市内に移した理由を率直に話すが、高崎の方が無党派層が多いとの読みも透けてみえる。四月の県議選では、知事派対自民の主戦場となった県都・前橋で、無党派や浮動票が目立たなかったのは確かだ。

 山本氏は知事選を政策選挙と位置付け、いち早くマニフェストを発表。そこに石関貴史・衆院議員ら民主党内の保守色の強いグループが「勝手連的」に加わった。山本氏は「政策に賛意を示してくれた。足かせにはならない」と歓迎した。

 組織票と無党派票。各陣営の狙いが交錯する。


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