したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

地方選挙・地方政治

1011片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/01(金) 22:35:05
【始動 知事選 07年選択の年を前に】
(上)揺れる「道民党」
2006年11月29日 朝日北海道
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000440611290001

■表明時期、自公の意向


 「地方をよくするため国と対決しなければならない。そういう中で政党同士が対立するのは、どうかと思う」


 28日午後、札幌市のホテル。知事・高橋はるみ(52)は、記者会見で再選に向けた意欲を語る中で、こう強調した。


 地方の首長に政党色はいらない。「道民党」の立場で務めたい――知事の思いを、関係者はこう解説する。


 だが、現実は違う。


 かつては自民・社会、いまも自民・民主が、知事選や国政選挙のたびにしのぎを削る北海道。道政与党の自民、公明両党の意向は、高橋の大きな判断基準になっている。


  □  □


 10月下旬。自民党道連会長代行の神戸典臣が知事公館を訪れた。


 神戸は高橋の立候補表明の時期について、こう「助言」した。


 「歴代知事の表明は4定(11月下旬開会の第4回定例道議会)前。参考にすべきではないか」


 なぜ、4定前なのか。


 知事選がある統一地方選は、道議選も同日行われる。立候補する道議たちは、すでに政治資金パーティーや道政報告会を開き、事実上の選挙戦に入っている。


 「早く表明してくれれば、道議たちは知事とがっちり組んで戦っていますと、後援者にアピールできる」(道幹部)。


 一方、知事サイドが描いた表明の時期は12月中旬から下旬。


 この頃になれば、高橋が導入に積極的な道州制特区推進法案が臨時国会で成立し、財政破綻した夕張市の財政再建計画の素案もまとまる。


 重要課題に一定のめどが立ち、1期目の「実績」として打ち出しやすいとの思惑があった。


 とはいえ、東北6県と新潟県を足した面積よりも広い北海道。短期間でくまなく支持を訴えるのは難しい。


 多くの市町村議を抱える自民党、盤石の組織力を誇る創価学会を支持母体とする公明党の協力は、再選には不可欠だ。


 4定は29日に開会する。前日の表明会見は、両者の利害が一致した結果といえる。


   □  □


 「高橋知事を道民党で応援したい」


 これまでも、明に暗に高橋の後ろ盾になってきた、前自民党幹事長の武部勤は語る。


 同党道連幹部も「知事の最大のサポーターという立場を逸脱すると、道民に自民党の知事だと誤解される」と語り、政党色の払拭に努める。


 だが、自民、公明両党は高橋を推薦し、高橋も支援を受け入れる。そして、道政野党の候補者と対決する。高橋の目指す「道民党」とは、いったい何なのか――。


 道幹部は、表明の日程が決まる過程を含め、こう言い切る。


 「知事は大スポンサーの自民党を、無視できないということだ」


    ◇


 来春の知事選に向け、知事・高橋はるみが再選を目指して立候補を表明した。民主党は衆院議員・荒井聰への要請を決め、共産党も対立候補の擁立作業を急ぐ。本格化する知事選の舞台裏を報告する。(敬称略)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板