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地方選挙・地方政治

2107片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/23(水) 01:02:02
選挙:大津市長選 イメージ先行、政策論争かすむ−−担当記者座談会 /滋賀
 現職の目片信氏(66)=自民、公明推薦=が、新人の黄瀬紀美子氏(55)=対話の会推薦、民主、社民支持▽新人の井上敏一氏(55)=共産推薦=を破った大津市長選を各陣営担当記者が分析した。

 A 現職が随分、苦戦したね?

 B 行政未経験の黄瀬氏が伸びた。女性で、「しがらみのない候補」との売り込みに成功した。昨年の統一地方選で躍進した「対話の会」の幅広い層に訴える戦術が成熟してきたのでは。

 C 現市政への批判票を取り込み、嘉田由紀子知事の人気も取り入れ、勢いに乗った。でも、政策づくりが後手に回り、黄瀬氏本人のビジョンやメッセージの説得力が足りなかった。毎日新聞の出口調査でも「政策・政治姿勢」を投票基準とする層への浸透は目片氏に及ばなかった。

 D ただ、目片氏が市庁舎移転や建物の高さ規制で柔軟路線に転じ、争点をつぶしたのは戦術としては、うまかった。目片氏は「旧態依然の選挙では勝てない。イメージ選挙は強い」と言っていたよ。でも、なぜ5万票も取れたのかな?

 B 昨夏の参院選直後、「政党の看板では市長選は勝てない」と言っていたのに、黄瀬氏に民主がついた途端、自民、公明に推薦を依頼した。結局、政党の大組織に救われたのでは。

 A 政党に頼ったのは他の2人も同じ。井上氏は20年来の党人で共産党主体で選挙を戦った。黄瀬氏も衆院選をにらむ民主や連合の票固めを無視できない。むしろ、確たるビジョンを示さない黄瀬氏への批判票が現職に流れたとみるべき。

 C 争点が無いと言われる中、井上氏は「国保料引き下げ」「中学校給食」など比較的特徴ある公約を打ち出したけれど、得票は前回(04年)の共産推薦候補を2000票近く下回ったね。

 D 井上氏への有権者の反応は良かったけれど、目片氏の柔軟姿勢や黄瀬氏のイメージ先行選挙の前に、政策論争がかすんでしまったのが残念だね。

毎日新聞 2008年1月22日
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080122ddlk25010386000c.html


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