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地方選挙・地方政治

2192片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/15(金) 01:24:57
ねじれ:’08知事選/上 自民党 勝手連支援に困惑も /熊本
 潮谷義子知事の不出馬表明で乱立模様となった知事選は、3月6日の告示まで1カ月を切った。これまでに立候補を表明した各候補予定者が政党との微妙な距離を持って戦う今回の知事選は、いろいろな場面でねじれを見せている。自民党が主導してきた過去の知事選とは大きく異なる前哨戦を追いながら、政党や立候補予定者の思惑を探った。

 「『公認以上に重い候補』と言うが、あいまいで分かりにくい」

 1月下旬に開かれた自民党熊本市支部の会合で、市議らから県連執行部に対する不満が相次いだ。

 東大教授の蒲島郁夫氏(61)擁立を決めた党県連は「公認」や「推薦」ではなく「蒲島氏を支援する勝手連の一員として動く」(前川收幹事長)という異例の形で選挙に臨む。一方で「公認以上に重い候補」とも説明してきた。熊本市支部はそんな玉虫色の表現に反発した。

 熊本は保守王国と言われ、過去の知事選では常に自民党が先導してきた。1959〜91年に誕生した3知事は自民党公認。その後の2知事も推薦候補だった。

 今回担ぐのは、知名度の低い学者出身の蒲島氏。本来ならば、県議団や地方議員のフル回転が不可欠で「推薦などの『形』がはっきりしていないと力が入らないという意見も理解はできる」とベテラン県議は指摘する。国政で連立与党を組む公明党関係者からも「(あいまいな表現は)自民党の弱体化を象徴している」という声がもれる。

 蒲島氏は自民党の支援を受けながら一貫して「政策を実現するために幅広い勢力の結集が必要」と述べ、他政党支持者の支援を進んで受け入れる姿勢を示してきた。

 自民党が「勝手連」にこだわるのはなぜか。知事選投票日の3月23日は年度末。ガソリン税の暫定税率など道路特定財源問題で自民党と民主党の攻防が頂点に達している可能性があるからだという。

 ある県連関係者が解説する。「暫定税率の行方を見極められないうちに推薦などの『形』を決めるのは危ない」。昨夏の参院選で敗れた「自民対民主」の図式を避けたい思惑が透けて見える。

 ただ、あいまいな対応は、他の候補予定者が自民支持層に手を突っ込む結果にもつながっている。

 立候補表明者の中には、4年前の参院選(比例区)に自民公認で立候補した北里敏明氏(59)▽元自民党衆院議員の岩下栄一氏(61)▽衆院議員2期目に新進党が解体、自民党に入党した矢上雅義氏(47)−−がいる。

 1月中旬、熊本市のホテルであった北里氏の出版記念パーティーには、自民党支持の多くの企業経営者が出席した。また、事務所には自民党県連会長も務めた沢田一精元知事や自民党の元県議、元熊本市議らの姿もみられる。支援者は「県連が蒲島氏を推薦も公認もしない以上(蒲島氏支持で)拘束されることはない」と話した。

 自民党では、今月8日の県連総務会で改めて「蒲島氏を推薦するかどうか」という話題も出た。前川幹事長は「推薦しないと言っているわけではない。民主党の動きをにらみつつ検討していく」と話し、当面は模様眺めの姿勢で臨む。

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 ◇予想される主な顔ぶれ(敬称略)

岩下栄一 61 無新 [元]衆院議員

蒲島郁夫 61 無新 東大教授

鎌倉孝幸 61 無新 [元]県部長

北里敏明 59 無新 弁護士

矢上雅義 47 無新 [元]相良村長

毎日新聞 2008年2月13日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/02/13/20080213ddlk43010006000c.html


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