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地方選挙・地方政治

2198片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/18(月) 01:11:56
ねじれ:’08知事選/下 潮谷票 反自民に流れる動きも /熊本
 「潮谷さんの路線を継承するのがはっきりしているのは鎌倉さん。ほかの人だと川辺川ダムもどうなるか分からない。私たちがしっかり応援しましょう」

 元県地域振興部長、鎌倉孝幸氏(61)の熊本市の後援会事務所で11日に開かれた「女性の会」の初会合で、潮谷義子知事の支援団体「さやかの会」の幹部が訴えた。

 「さやかの会」は潮谷知事が初出馬した00年、男女共同参画や環境問題に取り組む県内33の女性団体などが勝手連として組織した。「熊本から女性知事を」を合言葉に市民パワーを集めて選挙を支えた。潮谷氏にとって、推薦を受けた自民などの政党と車の両輪だった。潮谷氏が昨年12月6日に3選不出馬表明した後、会の動向が注目されている。

 鎌倉氏は県庁時代、知事と二人三脚で川辺川ダム問題などに取り組んだ。不出馬を表明した潮谷知事と4日後に会食し、出馬を決意した。“潮谷氏の後継”とみる人も多い。だが、鎌倉氏本人は出馬要請を受けたわけではないと説明する。この日の会合でも「潮谷知事との関係は自然体」と話した。

 女性の会幹部も「鎌倉さんのところに駆けつけたのは自発的な行動」と強調する。ただ、会の別のメンバーに電話を入れて鎌倉氏への支持拡大を図る。

 本来は親自民でも反自民でもないが「ダム建設が進まない不満などで潮谷さんを引きずり下ろしたのは自民党。今回は怒りがある」と秘めた思いを明かす。「ダムが推進の流れに戻るようなことになったら、潮谷さんの2期8年が無意味になる。鎌倉さんはダム反対。自民色も最も薄い」と付け加えた。

 「自民憎し」のあまり、場外戦もあった。自民党が擁立した東大教授、蒲島郁夫氏(61)は今月27日、自分の著書の出版記念パーティーに「女性の品格」の著者、坂東真理子さんを招く。幹部は坂東さんと親しく「選挙の広告塔に利用されるだけ。あなたの品格が下がる」とメールを送った。

 こうした動きに、自民党県連幹部は「潮谷さんは自民の支援で知事になった経緯がある。特定の候補を応援するとすれば蒲島さんだと信じている」とけん制する。「さやかの会」の中には自民の友好団体もあり、蒲島氏支持に回るメンバーも少なくないとみられている。一方、蒲島氏は「自分の主張に賛同してくれたのが自民党だったというだけ。私の政策はむしろリベラルだ」と“自民候補”のレッテルを張られることを嫌う。ダム問題も「第三者機関で検証する」と中立の立場を訴える。

 当の潮谷氏は「知事選の応援については一切話さない」とだんまりを決め込む。「県民党」を標ぼうし、2度の選挙では自民やさやかの会にとどまらず共産党支持者からも支持を集めた。出馬表明している5人も同様に「県民党」をうたい支持拡大を狙う。だが、まだ無党派の動きは鈍い。=おわり(この連載は笠井光俊、山田宏太郎が担当しました)

毎日新聞 2008年2月15日
http://mainichi.jp/area/kumamoto/archive/news/2008/02/15/20080215ddlk43010006000c.html


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