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地方選挙・地方政治
1657
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/20(水) 06:24:43
2007知事選 単独選固まる 讀賣群馬
知事選の投票率は、自民、公明、社民、保守新党推薦の小寺知事と共産党推薦の吉村駿一氏の一騎打ちとなった前回、37%まで落ち込んだ。参院選と同日選の場合には、通常の国政選挙並みの55%前後まで上昇すると見られていたが、知事選単独だと、それより10ポイント以上、下がる可能性がある。
これまでは各陣営とも、同日選を想定して35万票を当選ラインとしてきたが、単独なら投票率低下で25万票に下がるという見方も出ている。
自民党県議らの後援会を中心とする活動を展開している同党公認の大沢正明前県議会議長(公明党推薦)の陣営は、「投票率が下がれば当選ラインも下がり、自民、公明の組織票を持つうちが有利になる」と歓迎。「参院選直前の情勢を占う選挙に位置づけられるため、党幹部がどんどん応援に来るだろう」と期待する。
一方、小寺知事陣営の幹部は、「組織を締め付ける自民党県連のやり方は時代に逆行している」としたうえで、「参院選と切り離されれば、国政とのねじれに有権者が縛られず、知事選単独で判断してもらえるのではないか」と話す。
■高投票率期待だが
山本陣営 これに対し、前回選から投票率が20ポイント上がると予測し、こうした無党派層を意識した活動に力を入れてきた山本龍元県議の陣営幹部は、「今まで通りの訴えを続けるしかない」とするが、「うちとしては投票率が高い方がいいわけで、同日選の方がよかった」とショックを隠しきれない。
■わかりやすくなる
吉村陣営 また、5回目の出馬となる吉村氏は、「県政は県政、国政は国政と区別できて、有権者にはわかりやすくなるのではないか」と述べた。
(2007年6月20日 読売新聞)
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