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地方選挙・地方政治
1057
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 11:09:52
岩手県知事選 自民混迷 候補者選び次々頓挫 河北
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2006/12/20061205t31002.htm
来春の岩手県知事選で自民党県連が混迷を深めている。盛岡市の県連事務所で4日、議員総会を開き、独自候補擁立の方針をあらためて確認したが、増田寛也知事4選不出馬後に候補として絞った高橋雪文県議(36)=盛岡選挙区=の擁立に失敗し、作業は振り出しに戻った。候補像も絞り込めない状況で、衆院補選や参院選への影響を懸念する声が強まっている。
県連は1日夜の会合で、高橋県議の擁立断念を決定した。4日の議員総会は擁立作業が白紙に戻ったことを受けて開き、玉沢徳一郎県連会長は終了後、記者団に「不戦敗はしない。候補擁立を確認した」と語った。
ただ、決まったのは不戦敗を避ける方針だけで、具体的な候補者名までは出なかったという。今後の擁立作業について玉沢会長は「(期限を11月までと設定したこれまでの作業は)結果を急いでしまったことを反省している。(擁立時期は)もう言わない」として期限を明言しなかった。
10月末の増田知事4選不出馬表明を受け、県連は「11月まで」と期限を定めて候補擁立作業を始めた。県内の市長や前副知事、県出身官僚、県議らが候補に挙がったが、多くは途中で頓挫。最終的に36歳の若さを買って高橋氏に絞ったが、折り合いが付かなかった。
高橋氏からは「金銭面や県連の支援がないと難しい」と条件が出され、県連内部では同氏の将来性などを考え、慎重論が多かったという。
先行する民主党は、立候補を表明した県連代表の達増拓也衆院議員(42)が県内ほぼ全域に後援会を設立し終え、万全の態勢。自民党関係者の間からは「もはや10対1の負け試合」(県議)とため息も漏れ始めた。
知事選候補擁立の混迷は「本番」と位置付ける衆院補選と参院選に悪影響を及ぼしかねず、後手に回り続ける執行部への批判もくすぶる。
玉沢会長は4日、責任論について「候補を擁立することで責任を果たす。恥を忍んでも前進することが最大の責任の取り方だ」と語った。
岩手県知事選では達増氏のほか盛岡市の会社役員芦名鉄雄氏(61)が出馬表明。共産党も独自候補擁立を目指している。
2006年12月04日月曜日
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