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地方選挙・地方政治
1104
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/12(火) 10:21:38
最多8人の争い
愛知・犬山市長選
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061211/eve_____sei_____002.shtml
市長の辞職に伴う愛知県犬山市長選が10日告示され、いずれも無所属の新人で元市副議長山田拓郎(33)、元会社員稲垣岩男(63)、元市議ビアンキ・アンソニー(48)、元市副議長川村佳代子(64)、元県議田中志典(48)、元会社役員前田英男(53)、経営コンサルタント坂部太一(35)、NPO法人代表村田恵子(65)=共産推薦=の8氏が立候補を届け出た。投開票は17日。
記録に残っている同県内の市町村長選では過去最多の出馬。同市では石田芳弘前市長(61)が同県知事選へ出馬するため、11月20日付で辞職した。
12月9日現在の選挙人名簿登録者数は5万9691人(男性2万9478人、女性3万213人)。
◇8人混戦ニアミス頻発 歩き、自転車…戦法も多彩
過去最多の候補8人、票が割れれば「再選挙か」との懸念さえささやかれる大混戦が火ぶたをきった。市長辞職により10日告示された愛知県犬山市長選。選挙カー、歩き、自転車と戦法もさまざまで、人通りの多い場所では、早速、複数の陣営が鉢合わせする場面も。候補者の数が数だけに、期間中もニアミスは頻発しそうだ。
「改革派」として知られ、来年2月の愛知県知事選に出馬する石田芳弘前市長(61)の後継を決める選挙。少人数授業・学級など石田氏が進めた教育改革の是非、広域ごみ処理場の建設、市庁舎の建て替え問題が主な争点といえる。
10日の第一声では、あからさまに石田市政を批判する候補者はいなかったが、ある陣営の選対幹部は「石田さんは直感で動き、ワンマンで事を進める面もあった、と批判的に訴えていく」と戦術を披露した。
各候補は「財政の建て直し」「民間企業の感覚の導入」「幅広い人脈」「全市でコミュニティーバスを運行」「市長給与のカット」など、それぞれが目玉の公約を打ち出し、声をからした。市は岐阜県境に接し、複数の陣営が同県の首長や議員を弁士に招いた。
名鉄犬山駅前のロータリーや大型商業施設には代わる代わる選挙カーが乗り付けた。鉢合わせた候補者同士が互いに肩をたたき、激励し合う姿も。候補者1人で自転車に乗り市内を回ったり、ひたすら歩いて握手作戦を展開する陣営もあった。
自民、民主という2大政党がともに推薦を見送る展開で、石田氏も表向きは後継指名していないため選挙戦は最後まで混沌(こんとん)としそう。
乱立で自民系の候補者同士が票を分け合う展開に、他陣営では「またとないチャンス」と歓迎。一方で、得票が有効投票総数の25%に届く候補者がいなければ再選挙となるため「(選挙にかかる)約4000万円の予算が無駄になる。必ず一発で勝ち抜かなければ」と気合を入れる支援者もいた。
◇犬山市長選立候補者 (8)=届け出順
山田拓郎(やまだ・たくろう)
33無新
(元)市副議長
稲垣岩男(いながき・いわお)
63無新
(元)明電舎社員
ビアンキ・アンソニー
48無新
(元)市議
川村佳代子(かわむら・かよこ)
64無新
(元)市副議長
田中志典(たなか・ゆきのり)
48無新
(元)県議
前田英男(まえだ・ひでお)
53無新
(元)会社役員
坂部太一(さかべ・たいち)
35無新
経営コンサル
村田恵子(むらた・けいこ)
65無新
NPO法人代表
=共
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