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地方選挙・地方政治

220片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/25(日) 16:26:45
◎政党の枠超え模索続く

 水面下で進むもう一つの「候補者選び」の流れが、急展開の気配を見せた。
 「直接会って、出馬の決断を促すしかない」
 24日午後、仙台市青葉区のレストラン。県議数人が顔をそろえた。面会しようという相手は、前県総務部長で公営企業金融公庫企画課長の前葉泰幸(43)。自民党県連が自薦、他薦で募った10人の「知事候補」にも名を連ねる1人だ。

 会合の仕掛け人は、県議会第二会派「フロンティアみやぎ」のベテランら3人。ところが、会合前、前葉から「きょうは仙台に行くことができません」と電話が入った。
 前葉は同日始まった自民党県連の聞き取り調査にも出席予定だったが、これも断った。交渉役の県議は真意を測る。「自民党の選考過程に疑問を持ったのではないか。われわれは自民党と関係なく、出馬を働き掛けるだけだ」

 立候補の打診は1カ月前にさかのぼる。
 「がけっぷちの県財政を再建できるのは、財政プロのあなただけだ」。8月26日朝、京都市内のホテルで朝食を共にしながら、県議グループは迫った。
 前葉は驚きの表情を浮かべながらも、「宮城の人が政策課題を託すにふさわしいのがだれかと考えたとき、わたしというのであれば重く受け止めたい」と返した。

 自民党県連が「知事候補」募集を締め切った20日。県議グループは連名の推薦で前葉の名前を挙げた。「ありがとうございます」。携帯電話に入った前葉の声を聞いて、交渉役の県議は意を強くした。「応募は単なる第1ステージ。県民党という第2ステージに乗せたい」
 急浮上した「前葉擁立論」。「浅野史郎(知事)が進めた改革路線を止めない候補者が大原則。現時点では前葉がベストではないか」。民主党県議の一人も、同調の姿勢を示唆する。

 レストランでの会合後、県議グループはJR仙台駅に向かい、東北新幹線に飛び乗った。急きょ、都内で前葉と会う約束を取り付けた。
 政党の枠にこだわらない立候補の方向を模索する県議グループ。前葉から明確な返答はなかったが、「引き続き接触を重ねて出馬を促す」と働き掛けを強める。(敬称略)

2005年09月25日日曜日


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