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地方選挙・地方政治

2279片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/10(土) 13:44:25
選挙:鹿沼市長選 組長面会問題絡み混とん、現新一騎打ちの公算 18日告示 /栃木
 ◇次期衆院選2区にも影響か
 任期満了に伴う鹿沼市長選は、あす11日で告示まで1週間に迫った。現在のところ、3選を目指す現職の阿部和夫氏(60)と、前民主党県連幹事長の佐藤信県議(61)=民主推薦=が立候補を表明している。一騎打ちの公算が大きいが、阿部氏が暴力団組長と面会していた事実が3月下旬に発覚し、情勢は混とんとしている。市長選の結果は、次期衆院選(2区)にも影響を及ぼす可能性が高く、注目を集めている。【戸上文恵】

 ◆環境急変、逆風下の阿部陣営

 阿部氏は昨年の12月議会で、3選出馬を表明した。約180の団体から推薦を取り付けるなど着々と準備を進め、3選へ視界良好かと思われた。しかし市発注の公共工事を巡り、市側に説明を求めた暴力団組長と同年12月に面会した問題が浮上し、事態は一変した。市議会などから強い批判を浴び、自民、公明両党は推薦を取り消した。しかし、阿部氏は「8年前に出た時も推薦はなかった」と強気の姿勢を崩さない。

 4月26日に市民文化センターで開かれた後援会総決起大会。地元選出の国会議員や県議は姿を見せなかったが、会場(定員1300人)に入りきれなかった人がロビーにあふれ、組織力の強さを見せつけた。阿部氏は面会問題について「不徳の致すところ」と謝罪。その上で市政継続への強い意欲を示した。推薦を取り消した自公については、「あれだけ貢献してきたのに」と恨み節も聞かれた。

 ◆広がる混乱、対立泥沼化

 組長との会合は、自民党鹿沼支部長の新井喜久雄・元県議会議長が仲介し、小松英夫・市議会議長も同席した。市議会は4月22日の臨時会で、小松議長に対する議員辞職勧告を決議。市長や議長に近い市議は「弁明の機会を設けるべきだ」として、議員政治倫理審査会設置を請求したが、審査会委員の指名を巡り、赤坂日出男副議長が辞任する事態に発展。混乱が広がっている。

 そんな中、阿部氏を支持していた市議会の最大会派「自民党クラブ」(18人)から市長に近い市議7人が脱会し、新会派「政和会」(阿見英博会長)を結成。市長と距離を置く市議10人も新会派「新生自民党」(船生哲夫会長)を結成し、対立を深めている。

 ◆出遅れ一変、引き締め図る佐藤陣営

 一方、民主党主導による現職の阿部氏への対抗馬擁立の動きは難航した。佐藤氏が正式に出馬を表明したのは、阿部氏が暴力団組長との面会を記者会見で認めるわずか3日前の、3月21日だった。

 暴力団面会問題に対する市議会の批判、阿部市政を支える与党の分裂と、出遅れを一気に取り戻せるほどの追い風が、陣営には吹いている。先月20日、福田昭夫衆院議員(民主)の後援会が藤井裕久・民主党最高顧問を招き、「佐藤信さんを励ます会」を開いた。福田氏は時局講演会で、「まだまだ形勢は安定していない。油断は禁物」と引き締めに躍起だった。

 鹿沼市は衆院2区の大票田。旧今市市出身の福田氏としては、鹿沼市で佐藤氏が勝利すれば、次期衆院選に有利との思惑がある。前回(05年9月)の衆院選で福田氏は、森山真弓氏(自民)との激戦に敗れたものの、差は約1万2000票の小差で、比例復活当選を果たした。

 ◆自民は自主投票に

 自民党県連からは「阿部氏のままでは衆院選に勝てない」との声も漏れたが、2区は森山氏と西川公也氏(北関東比例)が公認を争っている影響もあり、火中のクリを拾う形で、阿部氏に代わる候補を擁立する動きは今まで見られない。自民党鹿沼支部は今月6日の役員会で、市長選での阿部氏への対応は「党員それぞれの判断に任せる」と決めた。


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