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地方選挙・地方政治
538
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/06/13(火) 20:19:14
金沢・山出市長 5選出馬有力
各党動き慌ただしく 読売石川
今秋に予定される金沢市長選を巡る動きが慌ただしくなってきた。山出保市長(74)は、15日に開会する6月市議会で5選出馬を表明することが有力視され、市議会4会派のうち、かなざわ議員会、社民、公明は山出市長支持を確認。これに対し、自民党金沢・市民会議は、党県連会長の馳浩衆院議員が「5期20年は長すぎる」などと発言しているが、市議らは主戦論には慎重で、いまだ「和戦両様」の構えだ。
山出市長は一般質問初日の21日、市長選への態度を明らかにするとみられる。すでに森喜朗前首相に続投への意思を伝えたとされるほか、全国市長会長の任期を市長選後の来年6月まで残しており、「今期限りで市長を辞めるのであれば、7日の市長会総会で何らかの意思表示をしたはず」(市議)との状況からも、5選出馬を表明すると見られている。
指摘される「高齢・多選」について、山出市長は読売新聞の取材に対して「長過ぎるかどうかは市民が決めること。選挙というのは、本人の意思と市民の選択だ」と話している。かなざわ議員会、社民、公明も「裏を返せば、ほかに批判される点がないということ」(かなざわ・関戸正彦副会長)、「市長会長の任期もあり、地方分権のために職務を全うしてから身を引いてもいい」(社民・出石輝夫幹事長)と容認する意見が多い。
一方、自民党側はこれまで「独自候補を擁立することも選択肢の一つ」(岡田直樹参院議員)と示し、馳氏は、独自候補擁立が困難な場合には自らが出馬する意思も示した。ただ、11日に開かれた金沢支部の県市議員会で「昨年の総選挙で信任を得たばかりで、国政にとどまるべき」などと慎重論が大勢を占め、県連では、6月市議会で山出市長の出馬意思や多選に対する認識などを確認してから対応を協議することにしており、対応は流動的だ。
共産党は、同党などが所属する市民団体「市民本位の金沢市政をつくる会」の代表委員が今月6日、独自候補者について初の会議を開くなど人選を進めている。
(2006年6月13日 読売新聞)
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