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地方選挙・地方政治

1543片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 06:36:01
 ◇強まる「相乗り」ムード−−各党の対応

 ◇自民「政策の対立ない」/民主「友情支援」

 上田清司知事の再選出馬表明を受け、各政党は知事選の対応を本格化させる。幅広い支持を得るために「県民党」を標ぼうし、「どこにも推薦を要請しない」と言う上田知事。前回選挙は8人が乱立したが、今回は共産や一部の団体以外に候補者擁立の動きはない。出身の民主のほか自民、公明も支援に回る見込みで、事実上の「相乗り」ムードが強まっている。

 県議選に惨敗して分裂騒動の起きた自民は、県連組織の立て直しを急ぎ、来月にも知事選への方針を決める。しかし、ある県議は「大きな失政がなく現職が強いと言われる中で出馬しようという度胸のある人間はいない」と嘆く。就任当初こそ対決色を見せていたが、深井明・県連幹事長が「知事も自民に気を使っている」と話すように、際だった政策の対立点がないため、あえて県議団内に主戦論はない。「元々(上田知事は)自民党」「保守的で自民党と考えが似ている」などの意見が大勢を占め、党本部に拘束されない県連の支持にする見通し。

 民主は、党本部の相乗り禁止の原則から、他党に先駆けて12日の常任幹事会で「友情支援」を内定した。上田知事の政党色を消したい意向を尊重した形。「自民党などに推薦を求めないことが前提」(枝野幸男・県連代表)で、19日の常任幹事会で正式に決定するが「推薦に近い内容になる」(県連幹部)という。

 公明は「知事の視点はわが党の立場と一致する」と、上田県政を評価しており、中央で連立政権を組む自民に足並みをそろえる可能性が高い。

 一方、共産は「歴史認識と教育問題でタカ派だ」と強く批判し、6月初めまでに対抗馬を擁立したい考え。また、社民も不支持の意向を示している。【鷲頭彰子、和田憲二】

 ◆土屋時代の閉塞感解消

 上田県政による改革はどこまで進んだのか。県庁は今後どう変わるべきか。再選を目指す上田知事が抱える課題を識者に聞いた。

 ◇埼玉大の松本正生教授(政治学)の話

 土屋知事時代の閉塞(へいそく)感が解消され県庁は変わったといえる。だが、上田知事は強いリーダーシップで引っ張っていくというより、議会や職員に対して気を使うタイプ。だからこそ今後は県庁職員のアイデアや能力をどうやって発揮させるかが課題の一つだ。また、知事は一体何をしたいのか。その中身が議会にも職員にも県民にも具体的に示されていないのでは。(出馬会見で示した)「今後の課題」や「三つの視点」は、県民が一番敏感で受けそうなところをとらえているが、具体的な中身が見えてこない。県民や職員はそれを計りかねている状況だろう。

毎日新聞 2007年5月18日


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