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地方選挙・地方政治

917片言丸:2006/11/22(水) 17:39:39
太田さんよ。。。

【連載】トップ交代’06福岡市長選<上>衝撃 敗北責任で自民に亀裂
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/fukuoka2006/20061121/20061121_004.shtml

 「現職というだけで空気が凍り付いた」

 19日夜、福岡市長選の敗戦ショック覚めやらぬ山崎広太郎氏の選挙事務所(同市中央区)。選対本部長の太田誠一衆院議員(福岡3区)は、山崎氏の不人気ぶりをこう言い放った。

 「負けたのは候補者のせい」と言わんばかり。自民党が10月にいったん見送った山崎氏推薦を、告示2日後になって逆転決定した“迷走”のマイナス影響を省みる言葉は、一言もなかった。

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 選挙戦を陣頭指揮した太田氏は、支持者宅を回り、電話をかけ続けた。投票6日前、3000人以上を集めた決起大会では涙で支持を呼び掛け。「ダブルスコアで負けるといわれた選挙を接戦に持ち込んだ」と主張する。

 選対最高顧問だった山崎拓衆院議員(福岡2区)も、複数の集会で応援演説。5分刻みで弁士を務めるなど「できるだけ尽力した」(関係者)。

 結果は、当選した吉田宏氏と約2万票差。山崎拓、太田両氏の地元2、3区でも、吉田氏に及ばなかった。「両国会議員の求心力が弱まったのは間違いない」と古参市議。陣営関係者は「逆転できたのに」と、推薦で迷走した「空白の1カ月」を悔やむ。

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 「あんなに未来を語らないんじゃだめだな」。福岡県の麻生渡知事は、五輪招致で共闘した山崎氏落選に冷淡だった。市長選では事務所に「ちょっと顔を見せた」だけ。ただし、その“ツケ”は、自身の選挙に回ってくる可能性がある。

 自民党は4選を目指す麻生知事を推薦しない方針。同党県連は推薦強行も模索するが、負けられない選挙だけに対応は慎重だ。その足元の福岡市で“反乱”が起きようとしている。

 「県連は何も協力しなかった」「県連主導の知事選は応援しない」。市長選で山崎氏を支援した自民市議から“恨み節”が相次ぐ。県連は当初世論調査で低調だった山崎氏推薦に抵抗。推薦決定後もほとんど動きが見えなかったからだ。

 市長選当選に勢いづく民主党は、知事選でも独自候補を擁立する構え。市長選敗北は人ごととはいえない。県連幹部も知事も、内心穏やかではないはずだ。

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 「これから大変だが、しっかり支えていかないと」。20日、福岡市の民主党市議4人は、党単独推薦市長誕生にほっとした表情だった。

 うち3人は8年前、山崎氏が当時の現職を破った「風」を受けて初当選。だが定数63の市議会では「超少数与党」。負ければ、来年の市議選で逆風を受けかねなかったが「これで2けたは狙える」ともくろむ。

 一方の自民党市議団。「今日から野党。12月議会から戦う姿勢を示さなければ」。19日夜、長老議員は、少数与党市長に徹底抗戦する姿勢を強調した。

 ただ、来春の市議選を見据えると戦略は微妙。新市長と衝突して議会が空転すれば「自民が混乱させたとみられかねない」(市議団幹部)。逆に接近すれば「民主にすり寄った印象を与える」(同)。対決か融和か、距離を測りかねている。

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 自民、民主の二大政党が対決した福岡市長選で、民主党推薦の吉田宏氏が初当選した。140万都市のトップ交代は、市当局だけでなく、地元政界や福岡県関係者まで揺らした。その衝撃と新市長の課題を追う。

=2006/11/21付 西日本新聞朝刊=


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