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地方選挙・地方政治

1735片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/27(金) 09:07:18
盛岡市長選へ動向焦点 投開票来月26日
各党 国政ダブル選で影響も 出馬表明現職のみ 讀賣岩手

遅くまで作業に追われる職員(22日午後9時30分)

 参院選と衆院岩手1区補選が最終盤を迎える中、来月告示される盛岡市長選に各党がどう臨むかにも注目が集まっている。ダブル選の戦い方や結果次第で、市長選の構図にも影響を及ぼす可能性があるためだ。一方、約5か月の間に、この市長選で六つ目の選挙となる盛岡市選管は、息つく暇もない選挙の連続に悲鳴をあげている。

 任期満了に伴う盛岡市長選は8月19日に告示、26日に投開票が行われる。これまでに立候補を表明しているのは再選を目指す現職の谷藤裕明氏(57)のみ。既に市内70か所以上で後援会支部を発足させ、「臨戦態勢を整えた」(後援会幹部)。

 谷藤氏は、今回のダブル選ではあくまで中立の立場を守る。今月4日の記者会見でも、「応援のマイクは握らない」と明言した。

 谷藤氏は県議時代、自民党に所属。市長選出馬にあたり4年前に離党した。「後援会には、自民党ばかりでなく、民主党や社民党の支持者も含まれている」。後援会幹部は谷藤氏が置かれた立場を説明する。ダブル選でどこかに肩入れすれば、亀裂が生じかねない。「民主党が候補者を出さなければ、実質的に無風選挙になる。なるべく刺激したくない」(関係者)との思惑が見える。

 これに対し、民主党は「ダブル選を終えてから対応を考えたい」(佐々木順一県連幹事長)との構え。しかし、県連内部では、「補選で圧勝すれば、その勢いで市長を狙おうとする動きも出てくる」と見る向きもある。「早く擁立していれば、1区補選の候補者と一緒に名前を広められたのに」との声も漏れる。

 民主党は国政選などで無名の新人を擁立し、短期間で当選させてきた実績がある。それだけに、谷藤氏の後援会幹部は「民主党が独自候補を擁立するかしないかを決めるのは、県連ではなく小沢代表だろう」と警戒感を隠さない。

 一方、自民党県連は「まだ対応は決めていない」としているが、ある県議は「県連内には前回の市長選で谷藤氏を支援した人が多い。今回も同じような形になるのでは」との見通しを示す。

 共産党盛岡地区委員会は「谷藤市政は市民の声に背を向けている」とし、候補者を擁立する方向で検討している。

 社民党県連は「参院選に集中しているので、話し合いはこれから」と、こちらは市長選どころではないようだ。

 選挙事務に携わる盛岡市選管は、多忙を極めている。盛岡市は4月の統一地方選の前半戦で知事選と県議選、2週間後の後半戦で市議選の開票作業を乗り切ったばかり。現在は職員を倍増し、29日のダブル選の投開票と市長選告示に向けた準備を同時並行でこなしている。

 追い打ちをかけたのが国会の会期延長。ダブル選の日程が1週間ずれ込み、イベントなどと重なったため、投開票を担当する職員約1150人の確保に四苦八苦する。さらに、昨年1月に盛岡市と合併した旧玉山村は、衆院岩手2区に属するため、同じ盛岡市民でもダブル選にならない市民がいるという特殊事情も作業をいっそう煩雑化させている。

 ダブル選最後の日曜となった22日も6人の職員が午後9時過ぎまで居残り、選挙人名簿のチェックや期日前投票の集計などを黙々とこなした。「ゴールデンウイークに続き、お盆も休めそうもない」。職員は深くため息をついた。

(2007年7月27日 読売新聞)


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