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地方選挙・地方政治

455片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/04/09(日) 01:51:44
一本化か乱立か 
ニュース追跡・知事選候補選び本格化 長野読売

 8月の田中知事の任期満了まで5か月を切り、知事選の候補者選びが本格化している。何人もの具体的な名前が浮上し、“群雄割拠”とも言える状況だ。知事本人は立候補について明言していないが、県内の政党や市民団体などは、対抗馬擁立を目指している。夏に向け、知事の決断は。対抗馬は乱立するのか、あるいは、統一候補が擁立できるのか――。“信州夏の陣”に向けた動きを追った。

 田中知事に代わる候補擁立を目指す各団体は、候補擁立の正念場を迎えている。現段階で活動しているのは、大きく分けて市民団体など5グループ。乱立による共倒れへの懸念もあることから、各団体で連携し、候補者の一本化に向けた動きが出始めている。

 上田市を中心とする市民団体「けやきの会」(代表・湯本清弁護士)は3月下旬、橋本要人・前日銀松本支店長の推薦を決議した。湯本氏は「政党中心の選挙では駄目」と、“勝手連”的な機運の盛り上がりを期待するが、橋本氏は「出馬要請を受けているわけでもなく、考える状況にない」と話している。一方、「白バラ会」(青木照夫代表)は2月下旬、高木蘭子県議(県民クラブ・公明、小諸市区)に出馬要請したが、固辞されている。

 両団体とも単独で擁立に動いており、「いずれも統一候補となる可能性は低いのでは」(自民党系県議)との見方もある。

 また、前回出馬して落選した経営コンサルタント会社代表の市川周氏も「支持してくれる人があればまたやりたい」と意欲を示している。

 これとは別に、1年以上前から「脱・田中康夫」を掲げ、長野、松本、伊那など5つの市民団体を束ねる「新長野県政連絡協議会」の代表・永田恒治弁護士は、「正常な県政に戻すには総力戦が不可欠」と語る。そのための「最も有力な受け皿」と注目しているのが、連合長野の近藤光会長が代表世話人を務める「輝く明日の長野県を考える会」だ。

 「考える会」は、近藤会長の呼びかけに市町村長経験者や経済関係者らが参加して発足し、これまでに主要政党代表者によるシンポジウムなどを開催。5月の連休明けをめどに候補を確定させたいとしている。

 連絡協議会は今月初め、「考える会」に対し、統一候補擁立に向け、同会が窓口となって政党や市民団体が全県的に連携する機会を設けるよう求める要請書を送付した。近藤会長は「幅広く県民各層と連携したい。各団体の役割を尊重しながら、最終的に一本化の方向に進めば」と、前向きに受け止めている。永田氏は「今後は『考える会』と歩調を合わせる団体が増えるだろう」と見ており、同会を軸にした具体的な候補者選びが本格化しそうだ。

 県内各地の青年会議所メンバーが立ち上げた「信州ゆめフォーラム」(若麻績享則代表)も、会員の中から候補を立てるべきだとの意見が出ているが、「県を変えるにはバラバラでは駄目」(若麻績氏)と、いずれは運動を一本化する必要性があるとの認識を示している。

 こうした動きに対し、県内の市町村長はどう見ているか。腰原愛正・市長会長(大町市長)は「翼賛選挙でなく、草の根的な盛り上がりが重要」との視点から、「『考える会』と市民団体が連携すれば、広範な意見を受け止められる。好ましい流れ」と評価している。

(2006年4月8日 読売新聞)


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