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地方選挙・地方政治

1654片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 18:11:57
県民の選択:第5部 知事選、政策比較/上 /群馬
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/gunma/news/20070619ddlk10010590000c.html

 7月の知事選に出馬表明した5人のうち4人がマニフェストや政策を発表した。今回は地方選挙での選挙運動期間中のマニフェスト配布の解禁後初の知事選でもあり、県立女子大の片桐庸夫教授(政治学)に内容への評価、各陣営には政策のPRやとりまとめの経緯を聞いた。また、北川正恭・早大マニフェスト研究所所長には現状や効果を語ってもらった。(紹介は五十音順)

 ◆大澤正明陣営

 ◇実現可能性と思いに腐心−−自民党県連総務会長・南波和憲氏

 作成に当たっては、大澤氏と作業チームの自民党県議との間で活発に議論が交わされた。大澤氏は非常に慎重な人。政策の実現可能性と仲間の思いをどう盛り込むかに苦労した。

 有権者に分りやすいように「県政刷新」「暮らしの安心安全」「経済に活力」という3本柱を立てた。注目してほしい内容は文字の色を変えたほか、表現にも腐心した。また、大澤氏の写真は「堅さ」を抑えるため、シャツ姿を用いるなど工夫した。

 マニフェストに必要な「数値」を入手するために、県各部局に聞いたが、我々と各局とで持っている数値にあまりに大きな差があった。道路整備率などが代表例で、県の情報公開の遅れも強く実感した。

 ◆小寺弘之陣営

 ◇初心しっかり、ぶれなし−−前橋商工会議所会頭・曽我孝之氏

 「弱い者の味方」という初心がしっかりしていて、ぶれがないマニフェストができた。現職なので無責任なことは言えず、古いデータも使えない。その辺りの吟味に苦労した。

 他陣営と違う点を見てほしいが、保守分裂選挙と言われるように、他の保守陣営と一致する政策も多いと思う。

 4年前に経済分野などを中心に目標を定めた「小寺ヴィジョン」から、今回は「マニフェストを作る」という意識で政策作りを進めた。政策重視は時代の要請でもあり、昨年10月の出馬表明以降、スタッフを含めアイデアを出し合い、最終的には小寺氏が決めた。

 マニフェストは「読みやすい」「わかりやすい」という点を重視した。自信作だ。

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 ◆片桐庸夫・県立女子大教授に聞く

 ◇大澤正明陣営 マニフェスト要件不足

 目標は示されている。だが数値、期限、方法、財源など必要条件が備わっていない。現状批判に基づく記述や項目が多いのが特徴で、有権者が人柄や理念を感じ取れるのはプロフィルだけという印象をぬぐえない。

 数値や財源については「現職ではないので、詳しく把握できない」との声が聞こえてきそうだが、前職県議であり、当然、県民より情報を得やすい立場にある。情報公開請求という手段もある。

 ただ、自民党公認なので、有権者はマニフェストからではなく、政党の理念や政策などから、候補者の主張をくみ取ることができるのでは。

 ◇小寺弘之陣営 抽象的で財源示さず

 数値や目標、期限、実現方法はほぼ示されている。03年の知事選で示した13年までの目標「小寺ヴィジョン」に基づいて作成しており、マニフェストと言うよりも「工程表」という感じだ。小寺ヴィジョンの達成状況が自己採点され分かりやすく、人柄や理念も感じられる。マニフェストの一定条件は備えている。

 ただ、抽象的な項目が多く、必要な財源、予算的根拠が示されていない。例えばJR湘南新宿ラインの両毛線などへの乗り入れのコストや実現時期、わたらせ渓谷鉄道などについては具体的な活性化策や財源を示すべきだ。

毎日新聞 2007年6月19日


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