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地方選挙・地方政治

1433片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/29(月) 15:30:34
選挙:厚木市長選 小林氏が初当選、山口氏の4選阻む /神奈川
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kanagawa/news/20070129ddlk14010188000c.html

 任期満了に伴う厚木市長選は28日投票、即日開票され、無所属で新人の前県議、小林常良氏(57)が、無所属で現職の山口巖雄氏(64)=自民、公明推薦=の4選を阻み、初当選を果たした。プレ統一選とされる同市長選で、連立与党推薦の現職が敗れたことは、春の統一選、夏の参院選に影響を与えそうだ。当日有権者数は17万3742人(男9万216人、女8万3526人)、投票率は45・34%(前回43・33%)だった。

 同市飯山の小林氏の事務所には多くの支持者らが詰めかけ、テレビが当選確実を知らせると、大きな拍手が沸き起こった。登場した小林氏は握手攻めにあい、支援した市議や支持者らと一緒にバンザイを三唱。小林氏は「情報公開を進め、街の活性化に努める」と抱負を語った。争点となった多選の是非については「弊害は事実出ている。市民の理解を得られたのだろう」と述べた。

 保守系同士の一騎打ちとなり、政策面での争点は明確にならなかった。小林氏は出馬表明が昨年11月下旬と遅かったものの、メーンに掲げた「多選阻止」は徐々に浸透。推薦を受けられなかった自民党と決別し、「市民派」を前面に出して無党派層に訴え、民主党や神奈川ネットワーク運動の支持者らの一部にまで支持を広げた。告示の21日に投開票された宮崎県知事選で、自民、公明両党の推す候補が惨敗したことも追い風になった。

 山口氏は3期12年の実績や国や県、県内市町村とのパイプを強調したが、「多選を問う」という強風に終盤には防戦一方となった。28日夜、支持者に「多選という言葉との戦いだった。申し訳ない」と敗戦の弁を語った。【佐藤浩、長真一】

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 ■解説

 ◇多選批判が追い風に−−「草の根」で組織を破る

 小林氏が激戦の末に山口氏を破ったのは、無党派層や「反山口市政」の票を掘り起こし、自民、公明両党と山口氏の後援会や支援・推薦団体が展開した組織選挙を封じ込めることができた成果と言える。今後の組織選挙のあり方に一石を投じそうだ。

 小林陣営は「多選を問う」をキャッチフレーズに攻勢し、多選の是非という土俵に山口陣営が上がらざるを得なくしてしまった。また、自民離党後、政党の支援を受けない「市民派」を名乗ったことも奏功した。一方、自民党支部の幹部は山口陣営の出陣式で「組織選挙を展開して」と呼びかけるなど、選挙戦は「組織対草の根の戦い」という側面が強くなっていった。

 山口陣営は政策論争を強く主張していたが、「接戦」との風評が飛んだ終盤は応援演説で小林氏のプライバシーに関する攻撃も飛び出した。なりふり構わない戦いが、かえってマイナス要因となった可能性もある。

 出馬表明が昨年11月下旬と遅かった小林氏も、会見で山口市政の問題点や、多選の弊害の兆候について何ら指摘できず、準備不足という印象は否めなかった。選挙戦で「風」は吹いたが、多選批判以外の政策が多くの有権者に浸透していったとは言いがたい。

 小林氏を表立って支援した市議は6人で、市議会(定数28)では少数。自民勢力との関係修復も課題で、「厚木を変える」新生・小林丸は前途多難と言えそうだ。【佐藤浩】

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 ◇市長選開票結果=選管最終発表

当 44307 小林常良 57 無新

  33427 山口巖雄 64 無現

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 ◇厚木市長略歴

小林常良(こばやし・つねよし) 57 無新(1)

 [元]県議▽市野球協会会長▽市サッカー協会会長[歴]市職員▽市議▽日大

毎日新聞 2007年1月29日


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