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地方選挙・地方政治

1889片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/11/14(水) 17:07:52
知事選構図は流動的 石井知事改選まで1年
2007年11月09日 富山
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20071109/8218.html

 石井知事(61)は八日で一期目の任期三年を終え、来年秋の改選まであと一年となった。この三年間で行財政改革に実績を残し、再選出馬が確実視される。県議会からは県政運営を評価する声が目立つが、注文や批判も少なくない。十六年の知事選では自民など四党から推薦を受けたが、国政の状況変化や対抗馬の動きなども絡み、焦点となる選挙戦の構図はまだ流動的だ。

 石井県政について、県議会最大会派・自民党議員会の横田安弘会長は「格差是正や地方税財源の拡充に取り組むなど、自ら一生懸命に汗をかいている」と実績を認める。

 第二会派・社民党議員会の菅沢裕明幹事長は国に対して提言する姿勢などを評価する一方、補助金削減による福祉へのしわ寄せを懸念し「功罪半ば」と表現。民主・県民クの江西甚昇会長は「県財政の立て直しは評価する。選挙になれば(県農協中央会長の立場で)組織を挙げて応援するが、もっと庶民の声に耳を傾けるべきだ」と注文。公明党県議員会の島田一代表も行財政改革などの成果を認めつつ、「自分の手柄にせず、国会議員や県議会との連携を密にしてもらいたい」とした。

 共産党県議員会の火爪弘子代表は「子育てや福祉に冷たく、県民の暮らしを守るという自治体の役割を果たしていない」と批判した。

 来年の知事選について、石井知事は北日本新聞社の取材に「残された任期を一生懸命に務める」と態度を明らかにしていない。しかし、今夏以降、黒部、射水、富山の三地区に後援会を相次いで設立。年内にはさらに四地区を加えるなど再選への〝地ならし〟を着々と進めているのが実態だ。

 十六年知事選は自民、社民、民主、公明の相乗り選挙となり、石井知事は二十五万六千票余りを獲得して大勝した。その後、知事は七月の参院選で自民候補を応援するなど自民への軸足を移しつつあるが、表向きは「県民党的な立場」との姿勢を保ち、四党が県政与党として知事を支える表層的な枠組みは変わっていない。

 自民は県議会を中心に「二期目から本当のカラーが出る。もう少し頑張ってもらいたい」(県連幹部)などの意見が多く、再選支持の流れ。ただ、一部に「物心両面で支えてきた自民へのスタンスをより明確にするべきだ」と不満もくすぶる。

 民主は党本部が首長選の「相乗り禁止」を原則にしているが、地方レベルで推薦するケースがあり、「対応はまだ白紙」(坂野裕一県連幹事長)。社民、公明も二十年度県予算や本人の意思表示を見極めてから検討する構えで、共産は「対抗馬が出ないわけにはいかない」(火爪氏)としている。

 今のところ、知事選での新人擁立に向けた具体的な動きはないが、知事選前の解散・総選挙も想定され、その結果によっても各党の知事選対応は大きく影響される。


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