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地方選挙・地方政治

2306片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/31(土) 16:48:10
政治家・伊藤の検証:’08知事選を前に/1 政治資金 /鹿児島
 ◇激戦の04年は2億円超に
 「大同団結して、愛する郷土を伊藤祐一郎に委ねようじゃないですか」

 4月25日、鹿児島市の城山観光ホテル。伊藤の後援会長、米盛学県医師連盟委員長が呼びかけると、会場は拍手で応じた。

 集まったのは、衆参国会議員や、自民、民主、公明などの県議。市町村の首長や議長に、各種団体や企業関係者ら約1300人(後援会発表)。知事の政治資金パーティーが県内で開催されるのは「初」という。

 パーティーは5月27日、東京でも。京セラの名誉会長、稲盛和夫をトップに、昨年末発足した東京後援会が主催した。

 二つのパーティー。他県の知事らの動向も参考にしたという。会費は2万円。収入は、主に、知事選での活動資金となる。

  ◇   ◇

 前回04年知事選。伊藤は、資金管理団体「祐祥(ゆうしょう)会」と、選挙の収支報告書を“詳細”に県選挙管理委員会に報告。公開された。

 伊藤は「少額の寄付の明記や、支出も領収書を添付した。公明正大に、と。全国の知事で、初めてだろう」。

 「祐祥会」の04年の収支報告書によると、寄付(個人献金など)の総額は4323万円。他県の知事や首長、事務次官OBら伊藤の出身官庁、総務省(旧自治省)の関係者が目立つ。数千円単位も多く、「役所の先輩、同期らで選挙時に助け合う慣行」(関係者)という。次いで目立つのは、医師。県医師連盟が推薦したうえ、「知事の同窓であるラ・サール高の県内在住OBには、医師が多い」(同)ためらしい。

  ◇   ◇

 だが、04年の総収入は、約2億2475万円。寄付をはるかに上回る。その大半を支えたのは、1億8150万円もの「借入金」だ。貸したのは、有力な後援者とされる弁護士の和田久だった。

 保守分裂の激戦。後援会事務所を県内十数カ所に構え、宣伝活動も多くなるなど、活動を活発化させるうちに必要な資金も増えていったらしい。和田からの当初の借入金は6000万円だったが、知事選前後に3度追加された。

 伊藤は「問題はない。資金管理団体から、きちんと返済していく」と強調する。

 1期目の資金集めは、活発とまではいえない。05年に集めた寄付は、本人の205万円の他は、わずか20万7650円だ。06年は、やや活発化し、3095万円。その中から「借入金」を少しずつ、返済してはいる。

 「保守分裂となり、伊藤陣営は資金集めには苦労したようだ」と、知事周辺は言う。「だが、献金が多くない分、この4年間の行政運営は比較的、自由にできたのではないか」と擁護する。

  ◇   ◇

 知事選(7月13日投開票)の告示(6月26日)まで1カ月を切った。伊藤と、「新しい鹿児島をつくる県民の会」が擁立し共産党が推薦する元県議の無所属新人、祝迫かつ子の一騎打ちとなる公算が大きい。まずは再選を目指す伊藤の政治家としての姿、信条、背景などを探った。(敬称略)

毎日新聞 2008年5月29日 地方版
http://mainichi.jp/area/kagoshima/archive/news/2008/05/29/20080529ddlk46010658000c.html


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